ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

今年最初のハーモニカウインド・ボランティア、そして楽譜について

2017年02月26日 | ボランティア
2月18日(土)、草加ハーモニカウインドはいつものデイケアセンターでボランティア演奏でした。今年最初、通算16回目です。



今回もリハは2回。各人ソロ2曲で計8曲、合奏2曲、歌声5曲、合計15曲。とにかく、このグループ、合奏曲でも歌声でも繰り返しやっている曲は割と少ないのでレパートリーという概念があまりありません。普段やれない曲をどんどん楽しもうという考えです。ですから、ギター伴奏の事前準備が大変。

たとえば、クラシックの曲って有名な曲でピアノ伴奏譜はあってもコード譜がないことが多いんですね。しかもクラシックはコードが複雑。
フトマサさん、エルガー「愛の挨拶」を希望。コード譜がないので却下と言いたかったですが、前半のコード譜は見つかったので後半は適当に付けてやりました。

(注:じつはドレミ楽譜出版社から「クラシック名旋律全集」というタイトルでコード譜付きが出ていました。文京区図書館にこの本が置いてあったので、いつか使えるかなと思っていたら、2年くらい前に消えてしまいました。廃棄処分されたのかな。書名がうろ覚えだったため、購入したくとも出来なかったのですが、今回のボランティアが終わったあとに判明。たまたまe-honで入手可だったので注文してしまいました。 使うことがあるか定かではありませんが。)

なんだかんだいいつつ、時間かけているぶん、ぼくのギターの腕前も少しは上達している気がします。


楽譜のことについて言えば、歌声コーナーは歌いやすい音域に移調することが少なくありません。ふだん歌っていない人が出せる高音は五線譜第3間のドがせいぜい。歌謡曲でも文部省唱歌でも、さらに高いレ、ミ、ファまでありますが、歌っていない人やお年寄りでは苦しくて声が出ないのです。

クロマティック・ハーモニカ合奏用の楽譜も響きのいい中音域に、そして吹きやすいフラットの調に移調することが再々。あと、ほかの楽器用に編曲された合奏曲やコーラス曲も。

これをじつはカワイの楽譜読み取りソフト「スコアメーカー」で読み取って移調しています。このソフト、値段の高いのが難点ですが、音符に関して読み取り精度はかなりのもの。
自分で楽譜ソフトに打ち込んでいたら時間がかかり過ぎて、とてもこれほど多様な曲はやれなかったでしょう。

でも、♭を3つ、4つ付けたいけど、それだとみんなで吹くのが難しいと思われる曲は音域が少し低くても妥協してハ長調(C)、イ短調(Am)にしています。すると、スムーズに吹けちゃうんですね。


今回の歌声コーナーは、「たのしいひなまつり」(キーはC)、「仲良し小道」(C)、「炭坑節」(F)、「山小舎の灯」(C)、「あざみの歌」(Cm)。
「山小舎の灯」はDにしたかったけれど、吸音ばかりになるのでCにしました。

ソロ演奏は、ぼくはfuyoyoさんのウクレレ伴奏で「早春賦」を演奏。あとカラオケで「出船」。生音で伴奏してもらえるっていいですね。




fuyoyoさんは「なごり雪」。これをぼくはフォークギターで弾き語り用に書かれた楽譜に忠実に、フィンガーピッキングにハンマリングを入れながらやりました。難しかったですが、結構行けたと自画自讃。

そんなこんなで、今回も通所している皆さんと楽しい時間を過ごせました。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なごり雪の伴奏 (fuyoyo)
2017-02-26 23:04:04
難しかったんですか?
自分の演奏に夢中で気づきませんでした
今後ともよろしくお願いしま~す
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泣けるなあ (やーこん)
2017-02-27 01:36:51
ガーン、とても難しかったです。

アルペジオ(しかも、リズムをキープするのもたいへん)とじゃんじゃか鳴らすストローク奏法氏か出来ない私が、何に挑戦したか、少しは進歩したか、「演奏しながら」分かってくださるとうれしいですね。

よろしくです。
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