このところ、原油価格が高騰しています。
EU加盟国が核開発を続けるイランからの原油輸入を禁止するというニュースが伝わり、イランがホルムズ海峡を封鎖する可能性があるのではないかという憶測が広がったためです。
北米の原油価格の指標となっているWTI原油(米国のテキサス州西部とニューメキシコ州南部で産出される低硫黄の軽質原油)の先物相場(期近の2月物)は、1バレルあたり103ドルを超える水準にまで上昇し、昨年5月中旬以来約8ケ月ぶりの高値をつけました。
しかし、WTIの原油先物というのがどうもよく分かりません。
WTIの実際の生産量は日量30~40万バレル程度と言われていますが、その取引量は一日6億バレルを超える日もあるというのですから驚きです。
実際の生産量の1,500~2,000倍もの取引が行われているということは、世界の原油価格は投機筋の様々な思惑によって左右されていると解釈するしかないのでしょうか?
私としては、イラン情勢が悪化しないように祈ることしかできないのですが・・・
EU加盟国が核開発を続けるイランからの原油輸入を禁止するというニュースが伝わり、イランがホルムズ海峡を封鎖する可能性があるのではないかという憶測が広がったためです。
北米の原油価格の指標となっているWTI原油(米国のテキサス州西部とニューメキシコ州南部で産出される低硫黄の軽質原油)の先物相場(期近の2月物)は、1バレルあたり103ドルを超える水準にまで上昇し、昨年5月中旬以来約8ケ月ぶりの高値をつけました。
しかし、WTIの原油先物というのがどうもよく分かりません。
WTIの実際の生産量は日量30~40万バレル程度と言われていますが、その取引量は一日6億バレルを超える日もあるというのですから驚きです。
実際の生産量の1,500~2,000倍もの取引が行われているということは、世界の原油価格は投機筋の様々な思惑によって左右されていると解釈するしかないのでしょうか?
私としては、イラン情勢が悪化しないように祈ることしかできないのですが・・・