超絶技法！ 明治工芸の粋

日本橋の三井記念美術館で開催中の「超絶技巧！　明治工芸の粋」を覗いてみました。

村田理如氏の収集による京都・清水三年坂美術館の所蔵品のうち、七宝、金工、漆工、牙彫、自在、薩摩、刺繍絵画などなど、その作品群のあまりの質の高さに、絶句、驚愕、敬意を超えて畏怖の念すら感じました。

超絶技巧による精緻きわまりない明治工芸の素晴らしさは、昨今のチャライゲージツなどは足元にも及ばない世界ですね。

有線七宝の飾り壺、象牙で彫ったパイナップルとバナナ、単なる金属の置物のようにみえる蛇も体の各部分を自由に動かすことができるんですから、ただただお口をあんぐりです。