星野昌子さんは、1965年に青年海外協力隊の初代隊員としてラオスで活動した後、日本国際ボランティアセンターの初代事務局長を務め、神奈川県立かながわ女性センター館長や日本NPOセンター代表理事、G8サミットNGOフォーラム代表、敬愛大教授を歴任された方です。
某が県の母子福祉の仕事をしていた時期、かながわ女性センター館長だった星野さんには何度かお世話になりまし、日本NPOセンターでも親しくお付き合いをさせていただきました。
日本社会に国際ボランティアの潮流を生み出したとして、2012年に旭日小綬章を受章した際には葛藤もあったようで、「外務省や、理解してくれない日本社会が私たちの敵だった時代もありました・・・ 今回の受章は自分一人にではなく、これまでの日本の国際協力に関わった人たち全体への賞だと受け止めています」という趣旨の挨拶をされたことを今でも覚えています。
あのキュートな笑顔、心からご冥福をお祈りいたします。