昨日の夜は、第7回市民社会創造ラボを開催しました。
ゲストは、駒澤大学教授の李妍焱さんです。
彼女は昨年1年間、シアトル大学とシンガポール国立大学で在外研究をされていましたが、その頃からラブコールを送っていて念願が叶っての登壇です。
テーマは、先にNPO学会賞最優秀賞を受賞した著書、「下から構築される中国」を書いた思いを中心にお話いただく予定でしたが、冒頭から「市民社会創造ラボ」への思い、そして「市民社会」への眼差しを篤く語り始めたのには、いささか驚きました。
グサグサくるフレーズの嵐!
・市民社会というカテゴリーが通用しなくなっている
・組織化は行き詰まりをみせており、組織化という思考回路に捉われない工夫が必要
そして、「中国的市民社会」への考察を通して強調したかったこととは、
⇒「市民的生き方」の表現としての市民社会に回帰することにより、一般市民の生き方と暮らし方と別物でない市民社会、一般市民の生活の営みと、社会への参加や社会変革へのコミットメントが別物でない状況をどう実現できるのか、そのヒントを得ようとしたこと。
などなど!!
会場を移動しての延長戦でも、日をまたぐのではないかと思うほど青臭い議論が続きました!!!
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