横浜の野毛にある老舗居酒屋の武蔵屋が、7月末で閉店することになりました。
武蔵屋は、1919年に故木村銀蔵さんが立ち飲み屋として開店し、終戦の翌年に野毛に移ったそうです。
土瓶からコップにつぐお酒は、「お客さんと長い付き合いがしたいから、体を壊さないように」と3杯までと決まっているので、通称は3杯屋。
お通しは、1杯目がおからとタマネギの酢漬け、2杯目は納豆、3杯目がタラ豆腐で、最後に漬物が出ていると4杯目はついでくれません。
銀蔵さんが83年に亡くなってからは、娘の木村喜久代さんと妹の富久子さんの2枚看板で店を切り盛りしていましたが、数年前に富久子さんが引退し、学生アルバイトが喜久代さんを手伝いながら営業を続けていました。
しかし、喜久代さんも既に93歳、「父が始めた店を何とか守ってきた自分へのごほうびで、今は休息を取りたい」とのことで、さすがに引き止めることは出来ませんが、横浜からまた一つ昭和が消えることに言い知れぬ寂しさを覚えます。
武蔵屋は、1919年に故木村銀蔵さんが立ち飲み屋として開店し、終戦の翌年に野毛に移ったそうです。
土瓶からコップにつぐお酒は、「お客さんと長い付き合いがしたいから、体を壊さないように」と3杯までと決まっているので、通称は3杯屋。
お通しは、1杯目がおからとタマネギの酢漬け、2杯目は納豆、3杯目がタラ豆腐で、最後に漬物が出ていると4杯目はついでくれません。
銀蔵さんが83年に亡くなってからは、娘の木村喜久代さんと妹の富久子さんの2枚看板で店を切り盛りしていましたが、数年前に富久子さんが引退し、学生アルバイトが喜久代さんを手伝いながら営業を続けていました。
しかし、喜久代さんも既に93歳、「父が始めた店を何とか守ってきた自分へのごほうびで、今は休息を取りたい」とのことで、さすがに引き止めることは出来ませんが、横浜からまた一つ昭和が消えることに言い知れぬ寂しさを覚えます。
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