W杯のラウンド16、スペイン対モロッコは、スペインの猛攻を凌いだモロッコがPK戦の末に勝利し、順々決勝にコマを進めました。
それにしても守護神のヤシン・ブヌがスペインのPKを1本も決めさなかったのは圧巻、日本対クロアチア戦を彷彿させるものでした。
スペイン代表の1人目のパブロ・サラビアのシュートはポストに嫌われましたが、ブヌは完璧な読みで反応していたし、続く2人目のカルロス・ソレール、3人目のセルヒオ・ブスケツのキックはどちらもファインセーブ!
日本戦と同様に、バッジョの名言が再び脳裏に浮かびました。
「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持つ者だけだ」by ロベルト・バッジョ(1994年アメリカW杯決勝のPK戦。5人目を任されたバッジョの放ったシュートはクロスバーのはるか上を越えて、イタリアにとって1982年以来となる優勝という夢はついえた。)