暖かくなれば、木の芽も噴出してきて花も咲く。
今は冬眠。それでも里山は美しい。
近くの神社にやっとお参り。
白幡神社。
阿吽の狛犬の口が赤い(あ)
阿吽の(吽)うんも口を見ると赤いものが。
大きなご神木のカヤの木の枝の張り方が素晴らしい。
暖かくなる春を待って、木々の成長を見ながら、元気を出しましょう。
今年も押し詰まってきました。
今回は家から割合近い(車で約20分くらい)の場所。
「主人がどうしても見ておきたい」という言葉につられて。
以前の長南のお隣、「茂原市」です。
本納という文字は、車で通ると良く見かけて「→本納」など。
一度も行った事がなかったのですが、幹線通りから、
裏道を入ります。
先ず、立派なお寺の向うのようです。
お寺の門をくぐると遠くに、本堂が見えます。
立派なお寺の横道を行くと、「本納城址」の表示
急な坂を上って行くと広い城址
ここからの眺め。現在は家も建ち、街になっています。
栄枯盛衰・その時代に必死で戦って城を守ってきた
ことでしょう。城址だけが残りいにしえの歴史を想いました。
少し前に再び千葉県長南町へ行きました。
そこで、初めて知ったこと・・・千葉県庁が初めて存在した
場所に、偶然ですが知ることになりました。
1868年7月2日 新政府から上総知事県は八幡宿に任命された。
8月中旬には長南宿に移り、浄徳寺を知県事務所と定めた。
その後、明治元年12月16日山武郡大網白里町に移った。
その間約5か月の短い期間であったが、新政府の布はすべて
この長南役所から県下に発せられた。
ここから始まる、千葉県庁の道。
美しい門。 しばし見とれていました。
奥へ入ってゆくと、沢山の墓石
現在の県庁(本千葉にあります)だけしか知らない人ばかり、
だと思いますが
こうして役所で働いた人たちがいることを知りました。
古い町を歩いて、素晴らしい歴史に出会えました。
「甲斐武田氏の墓地と大林寺」を見学して、そこから車で15分ほどの場所に
「報恩寺」があります。
残念ながら「本尊・木造阿弥陀如来坐像」は見る事は出来ませんでしたが
1306紀年銘の梵鐘は拝見出来ました。
鎌倉時代(1290) 墨書銘があり、檜材の寄せ木造りで均整の取れた
美しい姿の像。とあります。残念ながら拝顔できませんでした。
立派な梵鐘。
北宋銭が溶けずに残っている。とありますがわかりませんでした。
本堂 ここまで来るのには長い階段を上ってきました。
最後に外にトイレが有ったので拝借。
未だ、新しくて木の香りがしました。そこにあったお洒落なもの。
寒い冬でも暖かく迎えて下さる気持ちが嬉しかったです。
この広い田園地帯。いつまでも眺めていたい感じでした。
千葉県,長南町には歴史のスポットが沢山あります
これまで,だいぶ訪問しましたが、まだ行ってない場所へ。
何回か通った街道を斜めに入ってゆくと、道が分かれています。
人に聞いてみました。車を置いて。
細い道を歩いてゆくと・・立派な設えの門
あ~、さすがに・・
槙の木の門・目指して歩きました。
正面には「大林寺」というお寺。
長南を昔の字で書いてあります。
先祖代々のお墓が沢山ありました。
約500年前、関東を支配した足利氏の命令で武田信玄の祖先が
上総に来て長南町を支配していました。
現代でもその子孫が住み、殆どが医者という家系でおられます。
大林寺のお墓を見て、歴史の現実を実感してきました。
晩秋にも初冬ともいえる日の、紅葉狩り・
家から車で10分程の公園「泉自然公園」へ。
今年はどんな紅葉を見る事ができるか?楽しみ。
東京ドーム9個分の広さ、四季折々の自然に触れることができます。
斜面木に囲まれた林道を歩きます。
両側に紅葉が迎えてくれます。
のびのびと、元気な樹木
テーダ松・葉っぱが枝に3本づつ、つく。
最後に見つけたカワセミ・
池の中の木に止まっていました。
時期、遅しの紅葉狩りでしたがカワセミに出会え事は、とても嬉しかったです。
天台宗東光山歓喜寺は睦沢資料館で「是非行って下さい」と言われた
お寺です。
のどかで、気持ちよい道路を走ると、立派なお寺が見えてきました・
階段をここまで上がってきました。上から眺めた景色
くぐった門を見ています。
江戸時代には、徳川家光以来、歴代の将軍から寺領十石が寄進されたと言われてます・
帰宅が夕方になってしまいました。
お寺の門前から見える月が素敵でした。
再び車を走らせて(主人の運転ですが)、のどかな田園風景の中を行きます。
目的は「梵鐘」で有名な「報恩時」へ。
報恩寺は「木造阿弥陀如来坐像」が有名だそうですが、
拝顔することは出来ませんでした。
もう一つは「梵鐘」
梵鐘の屋根には鮮やかな天井画。初めて見る風景でした。
山里に響く鐘の音・・人々の心の癒やしになっているでしょう。
のどかな風景.柿の実がたわわに実る風景も心癒されました。
千葉県の中でも小さな町ですが、睦沢町は文化財が沢山ありました。
是非、見たい「木造大日如来坐像」坐像で3メートル
平安時代(12世紀初頭)の作品。
堂内の仏様は、普通は撮影禁止ですが、ここ「妙楽寺」
は堂内にも入ることが出来て小さな穴から撮ることが出来ました。
平安時代後期(12世紀ころ)座高78,1cm
千葉遺産100選に入っている。
暗くて難しいのですが、許されたことに感謝しました。
このお寺は「妙楽寺」と言い、隣には日吉神社が寺を
守っています。
此のあたり一面を「妙楽寺の森」といいます。
日吉神社が比叡山から来たことで、あたり一面の雰囲気が京都風
もっと紅葉が進むと京都の寺社に来ているような感じを受けるこでしょう。
このようなお寺や、神社,森、自然の中心身共に癒される体験をしました。
風が強く吹く中を九十九里海岸の一つ「白里海岸」へ。
主人のテニス仲間のお一人が去年、奥様を亡くしても
健気にテニスに通っています。少しでも楽しいことを経験していただこう
と、海を見て海鮮料理を食べてきましょう。と、いうことで。
86歳のHさんは大学教授もされて、皇居で賜杯も頂いた方。
私も助手でお供してきました。
風が強くても、海は割合穏やかで真っ青な空とのコラボに感激。
昨日の空の雲は特別に面白い。
可愛いバイクでお散歩。
佇む人。
ずっと、雲と一緒に海を眺めて楽しく過ごしました。