アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

長南町「称念寺」(しょうねんじ)

2021-11-07 15:16:58 | アートな旅

再び千葉県長南町のお寺の様子です. 本堂は、1730年完成したもので千葉県の有形文化財に指定されています。

 欄間には、江戸時代の房総の名彫刻師、武志伊八良信由晩年の傑作「龍三体の図」言われて言われて

いるので是非、拝見したいと思いました。

  

 しかし、本堂の隙間から見えてただけで、残念ながら見ることが出来ませんでした。

 

   

      分かりにくい道路を行くと忽然と立派な正門

  

       門をくぐってお堂まで長い参道

        

      階段を上り、お堂にたどりつきました.   お堂の屋根の立派さに眼をみはります。

  残念ながら初代伊八の彫刻は見ることが出来ませんでしたが

   

      後ろを振り返ると、立派な屋根が印象的でした

      のどかな田園の中に立派なお寺。人々の信仰心を思いました。


千葉県長南町 

2021-11-04 13:50:22 | アートな旅

家から車で約20分ほどの場所が「長南町」(ちょうなんまち)

天神様の菅原道真の子孫が、長南三途台付近に住み着き

「長南次郎」と名乗り長南一族を中心に住みました。

桓武平氏から出た千葉氏と外戚関係を結び、大いに栄えました。

然し、足利尊氏の一族の命令で武田信長が長南に攻め込んできて

長南を占拠。長南氏は武田の家来になりましたが間もなく一族は

長野・岩手・山形などに散りました。

その様な歴史を経てきたのですが、長南という名前は残りました。

昔はさぞかし賑わっていたでしょう街道。

大多喜城から千葉へ至る今も残る街道には昔を思わせる、

古い店が昔のままの形で残っていました。

 

先日、UPした菊間のお医者様の建物。ここから移動したそうです。

細い通りには「山茶花」が散って居て、思いは遠い世界へと飛びました。

 長南の郷土資料館へ行って、館内を拝見しました。

 

    立派な石灯篭が郷土資料館の玄関前に置かれていました。

しばらく、車を走らせると見たことのない洞穴?

 

  隣り合わせでは大きな木と小さな山?

 隣には立派なお屋敷・表札は「武田」  

 長南は長南氏から、足利一族から武田一族に攻め込まれた

 現実を目の当たりにしました

  主人の千葉の歴史を知る、からの歴史は自分にも新鮮でした。

  住んでいるのに知らな過ぎた( ;∀;)


再び、菊間へ

2021-10-25 10:27:55 | アートな旅

快晴の朝、「もう一つの行きたい場所へ行こう」と主人。

千葉の歴史に興味を持ち始めて、散策がてら歩くこと。

再び「菊間コミニュテイセンター」に駐車。

「村田川」沿いにある神社とお寺を巡ります。

 千葉と市原を流れて海に至る「村田川」

 

 すぐ近にある「武田邸」(旧武田医院)

 歴史的遺産・大正5年(1916)建設 入口には石の門柱が建ち

 「聴南城主武田豊信候嫡子氏信公住舘十六世再建」とありました。

 昭和3年(1928)現在建物の左部分の洋館が洋風の医院として建てられ、

 昭和27年から昭和31年に長南町の医院を解体し移築して洋風部分に結合

 させました。入母屋の屋根・社寺と同様の様式を持つ彫刻が施された

 大玄関が長南町から菊間に運ばれました。和洋折衷の豪快で華麗な建物は

  昭和38年(1963)まで医院として使用されました。

 現在も武田信玄公の流れを汲む武田家の末裔が住んでおられます。

 

   しばらく歩くと、「高嶋天神天満宮

ここの狛犬は「牛」でした。「撫で牛の狛犬」

  神社を守るとともに人が自分の体の悪い処と同じところを撫で

   ことによって治してくれると信じられたいます。

             

 少し行った場所のお寺では可愛い?お地蔵様に出会いました。

   

  殆ど人にも会わず楽しい「村田川」沿いの散策でした。

 

 

 


千葉県長柄町「眼蔵寺」(がんぞうじ)

2021-10-21 14:54:32 | アートな旅

 我が家から車で20分ほど。

「県内一古い梵鐘がある」のお寺と梵鐘を見にドライブ。

 正門から。入ると向かって左側に「梵鐘」があります。

 

  重要文化財なので、囲ってあります。

 

 

 室町時代の関東官僚職と思われる「上杉朝宗」のお墓が

 少し、離れた場所にありました。

    

 

  梵鐘の意味、がここに記されているように、「苦しむ衆生はこの鐘の

  一音を聞くことによって、苦しみを離れ楽しみを得ることの為のもの」

  この言葉にはっとしました。

 

  鄙びた里には,ほとんど人も歩いていないけれども

  思いを、室町時代に飛んでとても豊かな気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 


市原市菊間町

2021-10-16 14:52:32 | アートな旅

我が家は千葉県市原市。千葉市と市原市の境目。

駅も、図書館も、千葉市。スーパーの買い物は市原市。

主人は「もっと市原市を知りたい」と言って散策へ。

先ず菊間のコミュニテイセンターへ。駐車して歩きます。

   近くの神社へ。

   

     急な階段を上って、お参り。

   近くの住民がきちんと掃除して守っています。祇園精舎の守護神。

 大きな家が多くこの囲いの塀の風情が秋でした。

 少し歩くと、お寺が。山門を入ります。

 

  お堂はシンプル。静寂がつつみます。真言宗豊山派
   1382年琢法印の開基と言われてます。

    

                

 「菊間のお地蔵さん」と言われてます。万治3年(1660)建立

 

   

 どこを見ても立派です。仲良く一族が一緒なのでしょうか?

 近くには沢山のマンションが立ち並んでいます。

 この地区はまだ昔の風情を残して素敵な街でした。

 

  フェンス越しに咲く千日紅。思わず目を止めました。

 まだ、残されている土地。広い空が素敵でした。

 

 

 


武峯神社(たけみねじんじゃ)

2021-10-06 15:43:48 | アートな旅

我が家から車で20分ほど、千葉県長柄町の武峯神社は

「日本武尊」(やまとたける)をまつる。

「道の駅ながら」へ行ったついでに参拝。

やっと探した場所に車を置いて鳥居をくぐりました。

    

    えッ、ここを上るの? 無理かもしれない( ;∀;)

    折角来たのだから・・ゆっくり休みながら時間をかけて

    上りました。

 太古の時代から祀られていた権現の森。今は木々が茂って

 太平洋や東京湾はみえませんが、森林に囲まれて不思議な感じでした。

 

    

  

 山深い地に人々がずっと守ってきた神社。 森林浴をしながら 

 こうべを垂れて脈々と続く神社に尊敬の念でお参りしました。

 

 


九十九里浜

2021-09-25 20:20:14 | アートな旅

家から車で(と言っても主人の運転ですが)約2時間。

九十九里海岸の海を見たくて行きました。

 九十九里とは・・源頼朝が太東岬から刑部岬の間6町を1里として

 一里ごとに矢を立てたところ99本になったことから「九十九里」と

 呼ぶようになりました。

 その海岸にはたくさんの海水浴場もありますが,ほとんどが

 進入禁止でしたが、「白里海岸」は入ることが出来ました。

 久しぶりの海 波は穏やかでした。

 

 

 

 思い、思いの気持ちで楽しんでいます。

  突然、何かが上空を飛んできた。

 砂浜に降りてきて、おりた場所でバーベキューランチをしていました。

 人も少なく、思い切り遊んで太陽の力をもらって、楽しい時間を過ごします。

 皆、コロナを気にしながら密を避けて自分なりの楽しみを

 コロナに負けないにように自分のものにしています。私もその一人かな。


千葉市都市緑化植物園

2021-09-20 14:22:12 | アートな旅

昭和56年に設立されたまだ新しい植物園。

園内はそれほど広大でもないのですが、珍しい植物があり

「みどりの相談所」もあって、楽しく散策できます。

 久しぶりに晴れた初秋の園内は?どんな植物が。

入口を入ると花のカーテン、かわいい

    

 広い園内からは青い空・滴る緑・彩りの花が出迎えてくれます。

 お彼岸に入る日で「彼岸花」

 赤と白の彼岸花が盛りでした。

 この時期には、あまり来なかったので見る事が出来て嬉しい。

 池にも映って美しい。

 白い彼岸花は涼風になだれて。

 静かに黄色い彼岸花一本。

 

 竹林は大好きな風景、さわやかに秋の風を受けていました。

 やぶミョウガ。青と白の花が咲きます。

  キャットテール 確かに。

 

   帰りの車の中から。

 不思議?白い雲が一直線に流れている。  海ではない。

 空と雲を眺めながら涼風の中、秋の植物に触れて

  ちょっぴり幸せな気持ちで帰りました。


9月に入って。

2021-09-02 10:04:05 | アートな旅

9月1日になった途端に涼しくなって、猛暑から一転。

少しの晴れ間には、芸術の秋?を。

車で30分、茂原市にある「茂原市立美術館・郷土資料館」

へ行ってきました。

 「こころ・ふれあい・ゆとり」をテーマに「文化の香り高いまちづくり」

  の一環としての役割を果たしています。

 何度も訪れていますが、いつ、行っても気持ちがふくよかにります。

   

     玄関を入ると、バラの花束を抱えた女性。

       たくましい男性の像。

        菖蒲のエッチング。壁、一杯に。

   右の少年像の上の鳥。ほのぼのとします。

 館内の「茂原ゆかりの画家の描く花」は撮影禁止。

    2階のギャラリーではヨーロッパの風景展

 

         

     遠くから写真。懐かしい風景も拝見できました。

    

  2階から見た、ロビー高い窓から薄日が差して明るい。

 誰もいない美術館。思う存分アートに触れることが出来ました。

   

     

   心豊かになって、帰り路にも素晴らしい彫像を楽しむ。

       何度、来ても飽きない素敵な場所です。
     ほんの少し芸術の秋を楽しみました。


千手観音堂

2021-07-19 09:48:42 | アートな旅

イオンタウンの裏山に「金城寺」があって、以前訪ねました。

金城寺(室町時代初期「1338年創立」)の山頂近くにご本尊,

千手観音と仁王尊をを移築して、観音堂が完成「1491年」

火災に遭いながらも2002年仁王門完成

2004年鐘楼堂完成。

比較的新しい観音堂ですが、金城寺を守っています。

買い物のついでに険しい小山を上って訪ねました。

    

   鐘楼

    中庭の風情ある樹木

       

 

     

       眼球鋭い仁王様がお堂を守っています。

    猛暑にも打ち勝つように。険しい階段も汗を拭きながら登ります。
    そこに見えるのは、美しい空と緑。何となく希望が見えます。

   

    階段を降りてみると、美しい田園風景が現れました。

 

    最近とみに開発された千葉県おゆみ野地区

    洒落た住宅が並び、ショッピングモールが出来て

    便利になりますが、縄文時代の貝塚があり4,500~4,000年前からの

    竪穴住居が発見されています。無理な開発を懸念しながら

    延々と持続しているお寺や神社の存続は素晴らしい文化財
    です。守って行きたいですね。