アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

ちょっぴり歴女

2011-10-26 09:34:33 | アートな旅

最近の大河ドラマ「江」にちなんで、とうさんに教えていただいた
市原市の「医光寺」に行ってみました。

文明元年(1469)開山

この「中門」は1678年の焼災に遭っても残った残ったそうです


ここには浅井長政から続く家系が「大阪夏の陣」で大阪城を脱出して
千姫に従い崇源院(江)とともに江戸城に入りました。
その折に(江)にはばかり三好姓を名乗りました。
江戸時代江州浅井氏の末裔(三好氏)が市原市栢橋の御地頭で会ったために
このお寺には浅井家・三好氏の墓所と位牌が置かれています。

崇源院(江)の木像もあるそうです。


位牌や木像の安置されているお堂
奥の方に鎮座した位牌や木像を見ました。

浅井長政末裔の墓所



ここも焼失を免れたお堂
悠久のときを経て凛と立つお寺。
数奇な運命をたどった崇源院(江)の生き様に思いを馳せました。



よくお寺の前にある「お掃除小僧」はこのような意味があったのですね。
心に刻みました


よく「ハガキの樹」と言われますがこんなに大きな樹は初めてです。
樹齢300年


古いですね


新しいけれどほっこり。

千葉の片隅で静かに眠る浅井家の人々
歴史の舞台で翻弄されたひとびと。
それらの人々を思い、悠久の時を思い、素適な旅でした。