「イタリア公園」から道を隔てて「芝離宮恩賜庭園」があります。
恰好の散歩道ですから訪ねました。
今に残る最も古い大名庭園
1678年老中大久保忠朝の領地となりその後幕末には
紀州徳川家の屋敷隣1871年有栖川家のものになりましたが
1875年宮内省が買い上げましたが1923年の関東大震災
によって建物と樹木が殆ど焼失、1924年1月昭和天皇の御成婚記念
として東京都に下賜され4月に一般に公開されています。
「回遊式泉水庭園」で池を中心に創られています。
海の干満によって景色が変化するように工夫されていましたが
今は淡水です。
当時は海から取水していたところの立派な水門
石組みの庭は沢山の橋が架かっています。
東京タワーも映します。
高いビルデイングも池に映って
秋を感じる花も美しく。
春の桜や秋の紅葉もひときわ美しいのですが
夏の庭園は静かで、昔の人たちの美意識を感じられる素晴らしい
時間を過ごすことが出来ました。