野間記念館へ行く途中にある「椿山荘」
息子が20年ほど前に結婚式を挙げました。
久しぶりに庭園を散策しました
江戸時代に久留里藩黒田氏(千葉県)の下屋敷でした。
明治の元勲山縣有明氏が1878年(明治11年)購入
椿が沢山植えてあったので「椿山荘」と名付けました。
その後藤田観光に移管されて椿山荘とフォーシーズンホテル
となり、現在は「ホテル椿山荘東京」になっています。
庭園を一般公開しています。
池の周りは秋の風情
立派な灯籠や三重の塔が2万坪の敷地の中でそびえています。
椿山荘三重塔は「圓通閣」(えんつうかく)は
平安前期広島県の竹林寺に創建されたものを
2011年移築後臨済宗相国寺派にて入仏開眼法要を行い
圓通大士、観世音菩薩の観音堂をいみしています。
緑滴る中にしっとりと佇む三重塔
立派な滝もすがすがしく。 御神木は樹齢500年・高さ20m・周囲4.5m
丸型大水鉢は、京都東山区蹴上を経て山科に通じる日の岡峠
にあったものです。日の岡戸峠を越える人々が
水鉢に溢れる清水で肌を冷やし、喉を潤した往時が偲ばれます。
御神木のそばにある料亭の佇まいは古式豊かなものです。
庭園の中ほどにある結婚式場は当時のままでした。
色々な事が思い出されてしばし足を止めました。
神田川の流れに沿って桜並木が続いている環境の地区で
再び桜の頃も来てみたいと想いました。