「ウイーン美術アカデミー名品展」という題名で新宿の「東郷青児美損保ジャパン術館」にて開催されています。
「ウイーン美術アカデミー」とはオーストリアで最も権威ある国立の美術大学で付属する会画館はウイーン最古の歴史ある公共の美術館です。17世紀のオランダ・フランドル絵画を中心に、ルーベンス、ファンダイク、レンブラントなどの名品を展示してありました。
私の好きなレンブラントの「若い女性の肖像」は1632年のものです。
この展覧会ではあまり混雑することもなく、静かにゆっくり絵画鑑賞出来ました。静謐にして崇高な気持ちになり心を見透かされているかのような美しい絵画と作者のまっすぐな気持ちが伝わってくるようでした。芸術の秋に相応しい休日でした。
会場はこのビルの42階でした。あまりの高さに全体は撮れません。
高層ビルが並ぶ新宿の街の中にこんなアートが人々の憩いの場になっていました。
ウイーンと言えば、ヨハン シュトラウスの「An der shonen blauen Donau」(美しき青きドナウ)を思い出します。サッチーさんが、あのワルツの曲にのって踊る姿見たいものです。
とうさんは損保だったのですね。懐かしいビルですね。新宿はウイークデイは大変な賑わいでしょうけれど、日曜日はビジネスマンはいないので人も少なく高いビルとビルの間を気持ちよく歩くことが出来ました。
ウイーンの至宝も全て素晴しかったのですが「東郷青児美術館」の宝「ゴッホのひまわり」はやはり輝いていました。暗い部屋でひときわ美しい黄色を発していました。