ブログ仙岩

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中高年層成人力で日本が世界一に

2013-10-09 09:30:40 | 日記
OECD(経済協力開発機構)は8日、2011.8~12.2に16~65才対象初めて実施のPIAAC(国際成人力調査)結果を公表した。

測定の内容や方法は、
OECD加盟先進諸国の雇用確保、経済成長を促すものとして必要な成人のスキル(修得した技能)を把握するもので、学校などの知識習得の測定ではなく、課題を見つけ思考、活用して解決する力を測定する。読解力、数的思考力、ITを活用した問題解決能力を測定した。日本ではランダム抽出11,000人の中から5,173人が回答したもので調査員が立ち会いある程度パソコンができるものであった。

8日公表の順位結果、
読解力(日本、フィンランド、オランダ・・・韓国、ドイツ、米国)、数的思考力(日本、フィンランド、ベルギー・・・ドイツ、韓国、米国)、IT活用能力(スエーデン、フィンランド、オランダ・・・ドイツ、日本、米国、韓国)であった。

日本の中高年層は他国を大きく上回る一方で、若年層ではその差が小さかった。

今朝の新聞の論説「数学苦手を減らせ」で、トップの秋田は学校が家庭、地域と協力して発揮したもの。しかし、数学をかじったものとして言わせてもらえば、壊れれば買ってくる作ることを知らない人は数学ができない。ドイツの小学校4年の授業で「車の購入方法」についで学んでいた事を思い出す。好奇心を遮断しない教育が望まれる。