ブログ仙岩

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四倉小名浜線の道路で、松枯れが目立つ

2013-10-13 14:40:25 | 日記
震災後1年でいわき市藤間沼の松枯れが殆んどで、根張りが少ない所に津波による塩害、仕方がないとみていた。しかし、3年目の今年になって、四倉小名浜線は防風林の中を通る福島県道282号線で両側に松枯れが大変目立つようになった。

夏井川河口から四倉よりには堤防に続く海岸線の防波堤が震災前にできていた。しかし、河口から南の小名浜方面への防波堤はなかった。以前は珍味のボウフウやハマナスが自生していたが、15,6年前から全然姿が見えなくなっていた。
そして、3.11の津波は直線距離で5.6キロの平鎌田地区の堤防にはすれすれまで津波の痕跡に気付いていた。しかし、防波堤、防風林や横川で津波被害を免れた282号線の西側には沢山の家がある。

震災前は松林の平地砂浜だった所に防波堤、防潮堤が河口南側へ目測で8mぐらいの高さで建設中である。が、しかし防風林の松枯れには全然手つかずでいる。その防風林によじ登って津波から命を守った方が四倉の東山地区におり、テレビ放映で知った。塩害の松枯れ対策が急がれる所である。