ブログ仙岩

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人生訓事業に失敗するコツ

2014-05-18 08:13:36 | 日記
私の好きな人生訓は「人の一生は重荷を・・・」とか、「死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死ぬ・・・」など、家康公や謙信の遺訓である、この時期、過去に父が入院した医院の待合室に掲げてあったものを記します。

故事、ことわざ、格言、名言など教訓、真理、道理というように処世術的なものが普通であり、例えば、灯台下暗し、笑う門には福来たるとか、早起きは三文の得、人のふり見て我がふり直せ、病は気から、腹八分目には医者いらず、偕老同穴、雲泥の差、急がば回れ・・・・。

しかし、その飾額の中身は事業に失敗するもの12か条であり、

1.由来の方法が一番良いと信じる 2.餅は餅屋だと自惚れる 3.暇がないと本を読まない 4.稼ぐに追いつく貧乏なしとむやみやたら骨を折る
5.どうにかなると考える 6.良い物は黙っていても売れると安心する 7.高い給料は出せないと人を安く使う 8.機械は高いとなるべく人を使う
9.支払いは延ばせば得だ支払わぬ工夫をする 10.お客はわがまま過ぎると考える 11.商売と人情は別だと考える 12.そんなことは出来ないと改善しない 

学問に王道はないから、楽をして得ようと安易な考えに立つとろくなことがない戒めの人生訓であり、5月病の時期の新入生、新入社員には特に胆に命じたいものである。