ブログ仙岩

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楢葉町住民来春以降に帰町へ

2014-05-30 10:40:28 | 日記
全住民が避難している楢葉松本町長は29日、平成27年春以降の住民帰還を目指すことを発表した。20キロ圏内で初の帰町は素晴らしいことだ。

今わが町の住宅地除染実施中で、きれいに除草し除染して頂いた我が家は先月12日午前中に終了した。しかし、除染で除草してもらおうと放置した宅地は2日も3日かかっている。今年3/8大熊町じじい部隊日夜奮闘のように、住民の手による除染は帰還を早めることを述べた。

楢葉町の県内避難者いわき5,772人、会津331人など4,462人、茨城229人、東京155人、千葉135人など1,037人で、町は殆んど除染は終わり、津波被災地を除いて電気ガスなどのインフラ整備は復旧しており、JRも広野から竜田まで今月10日試運転して運航に支障のないことが確認されている。住民の帰還を待つだけとなっている。

しかし、隣り広野町の帰還の現実は3割で、同じ年齢層の男性38%に対して子育ての女性は半分の18%という。

2011.3.15最高の放射能線量で、4/5のいわき市四倉、平、勿来の測定値から、8日半減期のヨウ素が大部分でも、子育ての女性には受け入れてもらえない。楢葉町は帰還して人の手が入ると除染が進み、空間線量はどんどん下がる。道の駅でも警察活動や、木戸川のサケの遡上にも熱が入ると思われる。

楢葉町帰還住民の皆さんに2012.11.18撮影楢葉町下小塙から見たシンボル郭公山、北田から見た西の山並みと東の田んぼ除染、木戸川ヤナバの下に群がるカモメの画像から、故郷を思出して頂きたく写真4枚を載せました。ご覧いただければ幸いです。