ブログ仙岩

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日曜訪問「特許を守れ」山崎寿郎さんのお話

2014-05-25 08:26:02 | 日記
25日今朝7時台後半「特許を守れ」特許管理会社山崎寿郎さんのトークを聞いて、どうして日本の特許液晶テレビが韓国のサムスンに追い抜かれたか疑問であった。すると、最初に出てきた言葉が、特許料支払ってもらえないという。

また、日立の電子部門でも特許の最先端にいた人が、どうして辞めて、特許管理会社を立ち上げたかという問いに対して、今までは特許を守れということであったが、これからは特許の活用にあるという。私なりに山崎さんを補足すると、1986年同志社大法学部卒、日立入社、米国マイアミ大ロースクール修士課程修了後、日立知的財産権本部で活躍、ライセンス戦略や知的財産権流動化の研究をしている。

テレビの画面がガラスブラウン管から液晶画面に変わり当初日本は90%のシェアを誇っていたのが10年後10%に落ち込んでしまった。また、DVDも同じで、カーナビは、1998年韓国での1週間の滞在で、カーナビのないことに驚いたことを思い出す。それが、今では20%のシェアに落ち込んでいると。

1こあるいは複数の特許を持つ会社がある。しかし、活用するには、2つ3つの会社の特許をまとめると活用範囲が広がりシェアの維持も可能になるという。偽ブランドや物まねキャラクターの横行する今日まとめ役が必要な時代になってきている。頼もしい会社である。