ブログ仙岩

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二十四節気の立秋に思う

2014-08-08 10:19:52 | 日記
昨日7日は立秋、初めて秋の気配が現れて来る日で、3候の涼風至(涼しい風が吹き始める)、寒蝉鳴(ひぐらしが鳴き始める)、蒙霧升降(深い霧が発生する)の8/23処暑の前日まで16日間である。

二十四節気は太陰太陽暦で季節を正しく示すために古代中国で用いたものである。一太陽年で太陽の黄経を12等分し、その分点に節を配置し、その中間に中を配置して結果24等分したもの。即ち、太陰暦では月の朔望を中心にしているので、一年に太陽暦から11日ずれ、3年ごとに閏年を置いても季節の変化に対応できず、太陽年の二十四節気を配して正確にした。

太陽中心に宇宙をイメージすると理解が出来ない。地動説のガリレイ以前の我々の住む地球中心、天動説から宇宙を天球と見なし、天の赤道に黄道傾斜23°26'に春分点を黄経0°から15°毎に分けた点が二十四節気である。

使用文字は昼夜の長さから、春分、夏至・・・気温から大暑・・・気象から雨水・・・物候から啓蟄・・・農事から穀雨・・などと文字を当てた。

また、立秋の前日は土用明けで、7/20土用入りから18日間、春、夏、秋、冬の一年に4回土用がある。土は物の変化の作用、用は働きの意味で、五行の木、火、土、金、水星を春は木、夏は火、秋は金、冬は水の節気を当て、四季の前18日間を土星の土用としたものである。先勝・友引・・の六曜、日・月曜・・の七曜については仙岩ホームページの暦(Calendar)を参考にしてください。http://sky.geocities.jp/x468043q/

土用過ぎれば秋風が立つ

2014-08-08 09:29:31 | 日記
船乗りの父は土用過ぎれば秋風が立ち、波ごろも高くなるから注意しろよと言っていた。その通りで、6日土用明けの昨日7日の立秋はさわやかで、暑さを感じなかった。残暑お見舞い申し上げます。

西瓜は夏の果物の王様と言われ、水ようかんと合わせて手土産にも大変重宝である。スイカは西瓜とか水瓜とも書く。英悟のウオーターメロンからやはり水瓜がぴったりする。

先日岩手のリスナーさんが西瓜を作っているが、ハクビシンは薄い皮を残すだけできれいに食べてしまうと耳にしたので、プラムをハクビシンに食べられているので、早速私もネットをかけ昨日ようやく水瓜2こ目を収穫した。仏壇に供え、夕方 には冷蔵庫の中に入れた。西瓜は実をつけてから35,6日で熟すと言われており、平手で叩くとポンポンと高い音がしたので熟し加減が良いことを確かめた。

日本列島台風被害は西日本が梅雨前線で、北日本は秋雨前線で被害が多くなる。台風11号は九州から四国、紀伊半島のいずれかに上陸するようだが、毎時10㎞では被害が拡大する恐れがあり、特に強風被害から、身を守りたいもの、海、山を控えるのが当然である。11号無事に去ることを願う。