1968年神奈川県生まれの佐々涼子著「紙つなげ!彼らが本の紙を造っている」早川書房の本は日本製紙石巻工場の復興の道のりを描いたものである。
震災で東北を助けなきゃとか支援する言葉が出る中で、電力、燃料の不足が目立つとき、紙が足りないという声から、その紙が東北で作られていたことに気づき、実際は助けられていたことに気付いたという著者。
従業員1306人全員無事であったが、モーター7000台浸水し、50人助けても後は見殺しに41遺体が流れ着いた工場、ひかえ目な村上よしかず氏は避難誘導の功労者であったという。そして、8号機が止まれば、日本の出版が止まるから半年で復興すると言った工場長の東北魂を見て、工場に来れた人は幸せ,来れなかった人をなじるなと・・・。
また、被災して野球どころではないが、みんなの勇気になると応援、その野球部員は炊き出しをして逆に励まされたとう。
「お前ら、ワンコインを握りしめてマンガを買いに行く子どものことを思い浮かべて造れ」と、表に見えない彼らの造る紙が本になり、沢山の人の思いが詰まっている紙を改めて発見させた本である。
震災で東北を助けなきゃとか支援する言葉が出る中で、電力、燃料の不足が目立つとき、紙が足りないという声から、その紙が東北で作られていたことに気づき、実際は助けられていたことに気付いたという著者。
従業員1306人全員無事であったが、モーター7000台浸水し、50人助けても後は見殺しに41遺体が流れ着いた工場、ひかえ目な村上よしかず氏は避難誘導の功労者であったという。そして、8号機が止まれば、日本の出版が止まるから半年で復興すると言った工場長の東北魂を見て、工場に来れた人は幸せ,来れなかった人をなじるなと・・・。
また、被災して野球どころではないが、みんなの勇気になると応援、その野球部員は炊き出しをして逆に励まされたとう。
「お前ら、ワンコインを握りしめてマンガを買いに行く子どものことを思い浮かべて造れ」と、表に見えない彼らの造る紙が本になり、沢山の人の思いが詰まっている紙を改めて発見させた本である。