ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

ゲンノショウコの花そろそろ終わり

2014-09-05 09:33:59 | エッセイ
フウロソウ科の多年草ゲンノショウコの花が終わりに近づいている。現の証拠はドクダミ、センブリと並んで胃腸民間薬の代表格で、服用後直ちに薬効が現れるのでこの名がついた。

今の花が秋に飛散、果柄を立てた様子が神輿に似ているのでミコシグサの異名を持つ。この生薬は江戸時代から利用され、薬局でも販売されている。現在飲用している乾燥そのものの千振は茨城県袋田のお店で購入したもの、薬局では粉末で販売しているから本物かどうかは定かでないが。

ゲンノショウコの葉、茎に細毛があり、5弁の白紫(東日本)、赤紫(西日本)の花が夏に咲き、草地や山野に生えている。

ドクダミ、センブリと同様に、根、茎、葉、花を干し煎じて、又そのまま湯薬として、お茶として飲用する。少し飲み過ぎても便秘にはならない。整腸生薬として医者いらずともいわれている。是非、この夏の疲れた胃腸の回復にお試しあれ!