ブログ仙岩

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いわき市フラワーセンターのやすらぎ

2014-09-08 07:54:12 | エッセイ
1975年4/29開園したいわき市フラワーセンターは平市街地の北四ツ波小高い石森山にある。26万m²の広地に温室の熱帯の花や露地栽培花が四季折々で楽しめる癒やしのお花畑である。毎週火曜日休園で無料。センターができる前は山頂の絹谷富士が一番の見どころであった。

ハイッ!みんぽう9月号で、平成21年から所長になった平山徳雄さんは、3・11の状況を語っていた。温室のガラスは凡て割れただろうと推測、しかし無事で園内の被害もなかったというが、津波から逃れる車で駐車場は満車という。スタッフは自宅待機でも、平山さんは出勤、まだ寒くボイラー運転、断水でも雨水貯水で水やりは出来たと。そして、自家発電風車・太陽光があり2か月の休園で再び開園できた。

フラワーセンターが震災で傷ついた心の癒しの場になればと、ボランテイアの方たちと園内の整備をし、広島福山市からバラ100本寄贈、昨年からイングリッシュガーデンやラベンダー畑も整備したという。

私も震災前、後にもセンターを度々訪れている。私の利用アクセスは四倉駒込、草野絹谷、北部清掃センター、平商から4入口を利用している。特に心が安らぐ街道はセンターから、駒込や絹谷に降りる緑のトンネルでゆっくり車を運転、途中山頂から少し降りると万葉東歌「筑紫なるにほふ児ゆえに陸奥の可刀利少女の結ひし紐解く」の歌碑を眺めるのが好きで最高の癒しである。