ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

会津藩公祭りに八重さんも出陣

2014-09-24 10:26:58 | エッセイ
秋分の日23日(二十四節気彼岸、彼岸の中日)会津の秋を彩る「会津藩公祭り」が会津若松市の中心街で行われた。写真は福島民報掲載。

昨夜のテレビ放映では、鶴ヶ城の中階の屋根から武者姿の弓から放たれた合図で始まり、朝早く5時からつめかけた昨年を上回る約18万人の観客でにぎわった。

総勢500人がやっこ姿や鎧兜に身をつつんだ武者たちが、鶴ヶ城本丸の出陣式で雄叫びを」上げたのち、市街地へ繰り出した。出陣式でも「八重の桜」の衣装を身にまとった八重役綾瀬はるかさんも特別ゲストとして参加、ありがとなしのあいさつで、会場を盛り上げ、繰り出しても、沿道観衆のはるかさんの掛け声に手を振りながら「ありがとなし」を連呼していた。

八重の桜では逆境にくじけない会津魂を全国に伝えたが、藩公行列は参加できずにおり、こうして参加でき嬉しいし、復興まだまだですが、お体には十分気をつけてくださいと行列の合い間2か所でもあいさつし疲れも見せず3時間超の行列をなした。

参加者の中には、はるかさんが福島のために頑張ってくれて本当にありがたいと話していた。いよいよ秋たけなわ台風16号も東北を横断する予報だが、温帯低気圧になっても降水量が多いようで土砂災害には気をつけたいもの。

アコーディオニストcobaさんのトーク

2014-09-24 09:12:52 | エッセイ
NHK土曜のラジオ放送サタディエッセイ、cobaさんのトークを聞いた。特に興味を引いたのは時間に対する考えの違いであった。

1959年長野市生まれ、愛知長久手高校卒業、父からの4才誕生プレゼントでアコーディオンを始めた小林靖宏さんは、18才で、イタリアに留学したが、円をリラに変えるため銀行を探しイタリア語が分からないとダメであることに気づき、特訓、イタリア・ヴェネツィア、ルチアーノ・ファンチェルリ音楽学院の入学試験で、1曲演奏すると5分で楽器を置かされ、楽器の持ち方、椅子の座り方は半分だけ座るというな個人レッスンを受けたが、合格した。

同級生は10才以下で、10年間学ぶと言うが、1日8時間の練習しないと追いつけないぞと特訓した。イタリアの生活になれると見えてきたことに、9時のコンサートに誰も来ていない。時間にルーズなのかと思っていたが、日本人は時間を刻むというが、彼らは時間に縛られず、時間を作るもので人のために時間があり、人生を楽しむために生きている感覚である。

練習の成果、3年で7年生に、4年でめでたく主席で1982年卒業できた。が、1980年には8時間の練習を12時間に延ばし、第30回C.M.A世界コンクールでウイーンに集まった名だたる出場者の中で見事1位に輝いた天才アコーディオニストであり、作曲家でもある。