ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

セラピストの著者最相葉月さんの本のツボ

2014-05-23 08:47:12 | 日記
野口アナの質問に答える最相葉月さんは1968年東京生まれ神戸育ち、関西学院大法学部卒、「絶対音感」小学館賞、大佛治郎賞、ノンフィクション賞、SF賞と多数受賞のノンフィクション作家でもある。

書く動機は「心の病はどのように治るのか」の問いからセラピストの役割を探ったもの。患者の手記や医者、カンセラー側から心理療法は知られているが、治療する側のことが本当は分かっていない。セラピストとクライエント(カウンセリングを受ける人、来談者)の間に何が起こっておるのかをテーマにしたもの、その役割を探った迫力あるノンフィクションである。

カールロジャースの広めたカウンセリングから発展して、河合隼雄の「箱庭療法」は心理療法法の一種で箱の中にクライエントがセラピストの見守る中で自由に部屋にあるおもちゃを入れていく方法で遊戯療法である。大きくなってから失明した愛さんが死にたいの思いから、その箱庭療法を心理学者木村春子先生に相談した。

また、精神疾患者を○×式の機械的は判断の上陸で、極端に患者数が増加、人間の本当の苦しみを解明する箱庭療法がやりにくくなったという。やはり精神疾患は長い目でじっくり治療する人間の心を知るセラピストでありたいし、ベルトコンベア式の治療では治るのも治らないと思う。


ミズバショウの咲く尾瀬で山開き

2014-05-22 08:32:38 | 日記
昨日21日福島、新潟、群馬にまたがる尾瀬国立公園の片品の尾瀬ぶらり館広場で山開き式典が行われた。待ちに待ったハイカーの季節到来である。

群馬県からの入山者は震災前と同じになったが、福島県側からは減少しているという。その桧枝岐村御池から自家用車で、2回目は自家用車入れずバスに乗り、沼山で下りて尾瀬沼に入った時、苦い経験を思い出す。6月満開のミズバショウなど3本のフイルム写真をおそらく新聞廃品回収と一緒に捨てられたと思う。

登山者の減少や鹿の食害、外来植物による影響をなくす努力は次世代に残すためにもやらなければいけない課題であり、待てない状況に来ているという。ミズバショウの見ごろは6月、秋の紅葉もまた格別であるが、地元観光から登山者に来てほしいが、自然の尾瀬は来て欲しくはないはず、しかし、人間に追われたシカにより尾瀬の食害が進む。

早春譜の中田章作曲を父に持つ中田喜直作曲、江間章子作詞「夏の想い出」は昭和24年(1949)に発表、ラジオ歌謡として広く親しまれた。

夏が来れば思い出す はるかな尾瀬遠い空 霧の中にうかびくる やさしい影野の小路 水芭蕉の花が咲いている 夢見て咲いている水の辺り
石楠花色にたそがれる はるかな尾瀬遠い空  ・・・・・

広島幻HRと阿部・ロペス選手の球の捕り合い

2014-05-21 09:35:46 | 日記
10年目の交流戦が昨日から各地で始まった。西武牧田対巨人杉内を西武ドームテレビ観戦した。指名打者制はパの特許ですが、昨夜は違ってセリーグのやり方、杉内投手の打球は投手の足もとを抜けるセンター前ヒットで牧田投手のリズムが狂い3回で降板した。

しかし、チンプレイが7回の裏西武の攻撃中に起きた。まず、トップの4番中村選手が杉内投手の2-2の後ピッチャーフライを阿部捕手のミットに収まる前に、後から来たロペス一塁手のミットの先に触れ落下、中村選手は2塁に達していた。その後メヒア・浅村選手を打ち取ったが、7番木村選手のショートオーバーのヒット1失点となったがエラー絡みの失点で自責点には入らない。アマ野球なら投手の捕球で済ませるが、プロの世界は投手を休ませ、投手からサードよりはサードとショートが処理する。昨夜のフライは投手捕手一塁手の3点から捕手よりであったが、プロの世界は一塁手に任せることが多い。

また、BS1にチャンネルを変えると、8回表広島の攻撃で、ソフトバンクのスタンリッジ投手の投げたボールを5番キラ選手の打球がヤフードームのセンターフェンスの上に当たり跳ね返ってきた、審判はHRの判定で手をまわした。2ランで6-4となった。しかし、抗議が出てビデオ判定、5分過ぎても結果が出ない。私はドームのフェンスの上がどうなっているか初めて確認したが、屋根型になっていた。当然跳ね返ってきたから、フェンスの上の手前に当たり跳ね返った事実は明らか、しかし、なかなか結果が出ない。10分位中断のしたのか?、ようやく結果が出てインタイトル2ベースで、6-3となった。

ビデオ判定のなかった時なら4人の審判員はどんな判定をしていたであろうかと。私も主審をしていて、ストレートの低めはストライクにとるが、変化球の低めはとらない。ファストベース審判では送球とランナーの足が同時ではセーフである。

今が旬の味サヤエンドウ(絹さや)

2014-05-20 09:18:29 | 日記
エンドウ(豌豆)は今が未熟な柔らかい果実サヤエンドウ(絹さや)をジャガイモと一緒の味噌汁の味は格別である。今朝も採りたての絹さやの味噌汁を頂いた。初物を頂くと3年長生きするという。

エンドウは西アジアから南欧原産のマメ科の1~2年草の野菜である。世界各地で栽培され、白い花をシロエンドウ、赤や紫をアカエンドウと呼ぶ。草丈が低いものもあるが、普通1.5mぐらいに達し、2mのものもある。葉は2~3対の卵型か楕円形の小羽状複葉で、先端に巻きひげがあり他のものに巻きつく。葉腋から花軸をだしその先端に2個ずつの蝶形の花をつける。

熟した種子をグリンピース(ムキエンドウ)として食べ、、このグリンピースご飯は私の大の好物である。また、醸造用、うぐいす豆や餡にして菓子の原料にする。特にエンドウを使って1865年にメンデルが遺伝の法則を発見したのは有名である。主産地は北海道で、冷涼な気候を好み耐寒性は強いが連作には不適であるから注意を要する。

体内時計を整えて健康な生活をしよう

2014-05-19 09:04:57 | 日記
ラジオ健康ライフ「体内時計を整えて健康な生活に」京都大学大学院岡村均教授のお話を聞いた。

人間は無意識に規則正しい生活をするように仕組まれていることを掌るものが体内時計である。2世紀前に知られたがその長さは最近になって分かり、24.5~25時間と。フランスの科学者がアルプスの光のない所で60日間生活して、身体全体の細胞に体内時計が存在、これを統一するのが司令塔の脳で目の後にあるという。

眠る時間に起きるている時差ボケなど体内時計を乱すと脳は頑固で融通が利かないから、時間を止めてしまう現象である。また、3交代勤務の人や不規則な生活でも体内時計を乱すので胃を悪くしたり、不眠に悩まされる。

人は起床して15時間過ぎると眠くなる。朝日に当たるのが一番で遅い起床から寝る時間帯での深夜食事はメラトリンというホルモンがでて眠れと言うのに、起きているから高血圧、メタボなどの習慣病になろ。体には発がんを抑える働きがあるのに、体内時計の乱れから昼の肝臓はエネルギーに変えても夜は変えないないからメタボになり、乳がんや前立腺がんのリスクが高くなる。

時差ボケなどで出るバソフレッシングを一時止める薬は開発中で、乱さないためには規則正しい生活が一番という。起床時を一定にすることや朝は脂肪分を摂らない卵とご飯とか夜は運動を控えることであるという。