わたしは赤飯に見立てた赤まんまのままごと遊びの経験はないが、イヌダテと逆に濁って発音していたように思う。一年草のイヌタデは今が盛んに赤く見える。
タデ科の代表は「蓼食う虫も好き好き」でいうタデはヤナギタデのことで、噛むとピリッと辛いので人間に好まれ芽タデを刺身のつまにしたり、酢の材料にした。いまではこの本物のつまはぜいたく品である。
が、このイヌタデには辛味は全くないので、役に立たない犬用のタデ、イヌタデと名づけられ赤まんまから人に良く知られ、本家に代わった偽物で、本物のヤナギタデは本タデと呼ばれるようになってしまった。
世の中偽物がまかり通ることが多い。本物の粉わさびはチューブわさびに代わり、豆だけで作るしょうゆが丸大豆醤油や米だけで作るお酒が純米酒と呼ぶなど、偽物と区別するために使用されているがおかしな話である。
写真でもイヌタデの穂の花にはところどころに白い花が見える。花が終われば色あせるのにいつまでも赤く咲いているように見える。が、薄い5枚の花弁が見えるが、これは顎が発達したもので、花びらはないのである。
タデ科の代表は「蓼食う虫も好き好き」でいうタデはヤナギタデのことで、噛むとピリッと辛いので人間に好まれ芽タデを刺身のつまにしたり、酢の材料にした。いまではこの本物のつまはぜいたく品である。
が、このイヌタデには辛味は全くないので、役に立たない犬用のタデ、イヌタデと名づけられ赤まんまから人に良く知られ、本家に代わった偽物で、本物のヤナギタデは本タデと呼ばれるようになってしまった。
世の中偽物がまかり通ることが多い。本物の粉わさびはチューブわさびに代わり、豆だけで作るしょうゆが丸大豆醤油や米だけで作るお酒が純米酒と呼ぶなど、偽物と区別するために使用されているがおかしな話である。
写真でもイヌタデの穂の花にはところどころに白い花が見える。花が終われば色あせるのにいつまでも赤く咲いているように見える。が、薄い5枚の花弁が見えるが、これは顎が発達したもので、花びらはないのである。