ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

牡丹餅

2016-03-21 08:03:01 | エッセイ
昔の最大のご馳走は、餅のメニューであった。春の彼岸はおに餡の牡丹餅、秋の彼岸はこし餡のおはぎと呼び、頂いた。今年は閏年で春分の前日19日が昼夜の長さが同じである。

現代は、おに餡もこし餡もかまわないお供えや食べ方になっており、お店でおはぎなど買い求めて頂くことが多くなり、家庭の味手作りは少なくなっている。

小豆で、一番美味しいのはやはり大粒の大納言であり、今回も我が家ではその大納言でお汁粉を作っていただいた。やはり、コクがあり見た目にも皮が邪魔する感じになるが、こし餡と何ら変わるところがない。

私の育ち盛りの餅のメニューは、餡こもちを中心に、飽きが来ないように、ずんだ、クルミ、納豆、お雑煮など何種か加えて頂いていた。

しかし、今は餡こもちだけでたまに、黄な粉もちや納豆餅にする程度である。片寄りしないバランスのとれたメニューで頂いている。写真は昨日頂いた手作りの牡丹餅と牡丹の新芽である。

今日彼岸の中日

2016-03-20 13:08:33 | エッセイ
今、広島県三次市からののど自慢で、難病と闘い車いすから降りて、松葉杖で「愛をありがとう」を歌った姿に感動した。

ゲストの三山ひろしさんは四万十川、大月みやこさんは紅の傘を歌い、2番目にエールを歌った今春職に就く大学4年生の男性がチャンピオンになった。

お墓参りがおおい彼岸の中日、彼岸入りに墓参済ませているので、早起きして白鳥撮影にと、7時半に家を出発、いわき市夏井川小川江筋堰の川上の飛び立つ浅瀬に白鳥の姿は見えなかった。残念でした。今年は例年になく暖かで、北へ飛び立つ時期が早かったようだ。写真は3/4同じ場所で撮影した約120羽の白鳥の一部です。

帰路、梨畑の隣に咲く菜の花を撮影して帰宅、畑からほうれん草を採り、お昼近く5個の手作りおはぎ頂いた付け木の代わりに、ほうれん草差し上げた。お昼はこのおはぎと、手作りサラダ(男爵イモ2個、キャベツ千切り、玉ねぎ、ゆで卵1個、オクラ1本、ニンジン5切れ、笹かま一枚、塩コショウ、マヨネーズ和え)で美味しく頂いた。

テレビでは、9時から甲子園での開会式後、奈良の智弁学園が福井工大福井を完封していた。2つの四球から4番にセンターオーバー打たれ2失点が痛く波に乗れなかった福井であったようだ。

プチ・ナンクロ解答と杉

2016-03-19 08:55:21 | 問題
答え、カラシアエです。バラライカはロシアの民族3弦楽器で、四角の三味線に対して三角錐形である。


マイあさラジオ13日、森林を探索して生き物と接している尾崎煙雄さんの「杉」のお話である。

柿沼アナは杉と聞くと思わずくしゃみが・・・と、花粉症で一番の嫌われ者になっている、が、実際は大変役立ってきたヒノキ科の杉であり、その存在感は、カリフォルニアのセコイヤ115mの世界一の高さ、メキシコのヂューレは径11mで回りは30mと、また、体積ではカリフォルニアのジャイアントセコイヤが高さ83m、径8mという。

日本では屋久島の縄文杉を思い出しますが、7200年と言われているが、本当はもっと短いらしい。が、3000年の歴を持つ杉があると。

先進国で日本は、森林国で、終戦後減ったが、昭和30~40年代の植林で、国土の12%(人工林6%)で、田んぼは7%である。

また、福井県には丸木舟の遺跡があり、登呂遺跡から杉の板とか、田んぼのあぜ道にも板が使われた。このように、現代も杉は柱とか板材、桶などとして、利用されている。先日ラジオで、淡路島の醤油桶作りが話題になっていた。日本に醤油の桶作りは大阪に一軒だけ、100年使用して交換時期となり、醤油桶作りがいないので、醤油作りが大阪へ桶作りの修行に行き、4年過ぎピンチをしのいだと。

しかし、その杉が値下がり、山に杉が残り花粉症へ、今材料に適した杉が沢山ある。有効利用して花粉症を減らしてはどうかと。

プチ・ナンクロと富岡住民彼岸宿泊

2016-03-18 08:16:16 | 問題
昨日福島民報Timeに載ったプチ・ナンクロクイズに挑戦してください。

また彼岸の入りの昨日から、桜の名所夜の森など除く、主に旧富岡の避難指示解除、居住制限区域で23日までのお彼岸中、特別宿泊を始めた。が、3,8000世帯中、31世帯55人が申請、7世帯が宿泊をしたとか。桜のシーズンとか大型連休にも宿泊する予定というが。

困ったことである。来年4月から帰還する準備であり、まず、役場職員が率先して宿泊をしなければと思うが、7世帯では?ネー・・・。これから、何世帯が泊まるか、我が家ほど気の休まるところはないと思うが、迷う富岡の方たちは泊まる決断をしてほしい。宅地を命を懸けて除染した方たちにお礼する意味でも。

今年4月から葛尾が帰還する。一昨日両陛下は三春の仮設葛尾住民と懇談した。

銀杏maidenhair tree

2016-03-17 09:07:54 | エッセイ
銀杏イチョウ・ギンナンと呼んでいる。杏(アンズ)に似ており、落葉高木、地質時代に栄えた植物で全世界の各地から化石が見いだされており、現生種だけで生きている化石中国原産と想像されているが、日本には古くから神社仏閣にオオイチョウとして天然記念物として現存する。

枝には長いものと短いものがあり、長枝には扇形の葉がまばらに、しかし短枝には沢山の葉がつく。この葉が二枚に見えることから、ginkgoという名前もある。雌雄異株で花は春に新葉と同時に開く。雄花は葯の集合で穂状の垂れ下がり、雌花は花柄の先端に裸出した胚珠だけである。秋に受粉する。

イチョウの種子の銀杏の殻を割って中の仁が調理される。仁は直径1.5センチメートル前後のラグビーボール形で、熱すると半透明の鮮やかな緑色になるが、水分を吸うと黄色っぽく不透明になる。封筒に種子を入れてレンジで加熱するとトルコ石のような色合いになり、茶わん蒸しや直接頂ける。

酒の肴としても人気があり、デンプンが豊富に含まれ、モチモチとした食感と独特の歯ごたえがある。ただ、独特の苦味と臭気があり、特に臭気においては強烈だと感じることもある。秋に拾った実を水に1か月以上浸し種と分離して収穫するが、この作業は下手すると手や顔にかぶれが出て赤く腫れあがる。私も経験済みである。

今スーパーで数個150円で売っており、旬の食べ物で、鮮やかな緑色はあと数か月で時間とともに黄色になってしまう。