朝の7時半ころ、池のそばのケヤキの大木で、ショウジョウトンボが羽化殻につかまって羽を伸ばしていました。池からおよそ5メートルほど離れ、高さは2メートルほどの所でした。
ショウジョウトンボの「羽化は…、主に夜間から早朝にかけて水辺の植物や棒杭につかまって行われ、…」(『富山県のトンボ』)とされています。水辺には草丈1メートルほどの草本植物がたくさん生えているのに、少し離れた木の幹の高い所で羽化した今回の観察事例は、例外なのかも知れません。
《羽化殻につかまり羽を伸ばすショウジョウトンボ 2012/07/02》
《羽化殻につかまり羽を伸ばすショウジョウトンボ 2012/07/02》