早春の雑木林で出会うチョウといえば、成虫で越冬するヒオドシチョウやキタキチョウ、蛹で越冬するギフチョウやルリシジミ、コツバメ、幼虫で越冬するミヤマセセリなどです。
満開となったソメイヨシノの花に、コツバメが飛んできていました。春風で揺れることとコツバメが体を倒すので、なかなか写真が撮れません。時折、芝生にとまりますが、枯草の色に溶け込んで、目を離すとどこかわからなくなってしまいます。コツバメは、とまるとき翅をたたみ、太陽の光を十分に受けるため(と言われています)体を倒しています。
コツバメの幼虫は、ツツジ類などの花やつぼみを食べます。
《まだ芽吹かない芝生にとまるとどこかわからなくコツバメ 2016/04/06》
《体を斜め横に倒して日光を浴びるコツバメ 2016/034/06》