公衆便所の壁に産み付けられたマイマイガの卵塊から、1齢幼虫が孵化していました。
マイマイガの幼虫は「ブランコ毛虫」とも呼ばれ、孵化した幼虫は、糸を吐いてその糸にぶら下がり、風に吹かれて分散していきます。
《卵塊から孵っていたマイマイガの1齢幼虫 2022/04/18》
《卵塊から孵っていたマイマイガの1齢幼虫 2022/04/18》
一つの卵塊からでさえ、こんなにすごい数の幼虫が孵り、分散していきます。昨年、ウェブサイト『富山の遊び場/富山の雑学/【富山のマイマイガ】!対策方法や生態系について(公開日2021.09.14)』で紹介された10年に1度の大量発生が見られた場所では、今ごろどうなっているのでしょうか?
こんな状態が繰り返されていけば、日本中の緑はマイマイガに食べ尽くされてしまうはずですが…。天敵、病気などにコントロールされて、大発生は何年かに一度のようです。
《電柱に産み付けられたマイマイガの卵塊(ウェブサイト『富山の遊び場』より)》