水田で田起こし作業が始まると、トラクター起こされた土の中から出てくる虫などを狙って、サギ類やカラス類、カモメ類、ムクドリなどが集まってきます。
この田圃には、アオサギとハシボソガラスがやってきていました。ふだんは神経質でなかなか近寄らせてくれないアオサギが、この時は数mまで自転車で近付いても逃げませんでした。よほどおいしい餌がでてくるのでしょうか⁈
《田起こし作業中の水田にやってきたアオサギ 2022/04/20》
《田起こし作業中の水田にやってきたアオサギ 2022/04/20》
《田起こし作業中の水田にやってきたアオサギ 2022/04/20》
※ 今ごろの水田での農作業について、呼び名や作業内容など詳しいことは知りませんでした。これらをまとめたウエブサイトがありましたので、抜粋紹介します(ウェブサイト『富山生活TOYAMA-LIFE/田起こし(荒起こし・中起こし)・代掻き・畔の草刈り【米づくりの手順】』)
「4月下旬から、5月上旬、いよいよ田植え前の準備で圃場整備が始まる。
【荒起こし】
米を栽培するのに好ましい土壌にするため、
・ 雑草を減らす
・ 有機物の有機物の埋没
・ 表面水の排水
・ 乾土効果(けんどこうか)
などを目的に荒起こしが行われる。
…
【中起こし】
脇之谷内(氷見市の地名)では、荒起こしの終了後、田に水をはり、トラクターによって中起こしが行われる。中起こしを行うことで、粘土質の土を水となじま飽和状態の土を均一にさせる。…
【代掻き】
中起こし終了後、田植え5日前に代掻きが行われる。 代掻きを行うことで、
・ 圃場の土の水平を調整する。(土に凹凸があると、田植えのときに、苗が極端に水に浸かり成長できなかったり、水をはっても土が見えているところでは、雑草が繁茂に育つ恐れがある。)
・ 土を細かく砕くことで、泥水となって、細かい粒子が水漏れの間隙を埋める効果がある。
… 」