晴れて暖かい日だったので、林道のあちこちで、テングチョウが日向ぼっこをしていました。縄張りでもあるのか、一度飛び去っても、しばらくするとまた近くに戻ってきてとまります。
テングチョウについては、懐かしい思い出があります。高校時代、蝶、貝、植物に至るまで驚異的に詳しかった友人のYが山で教えてくれたこと。「この時期、エノキを蹴ると、テングチョウの幼虫が糸をひいて降りてくるよ」。実際、Yの指さしたエノキ(と思われる)の木を蹴ると、緑色の小さなイモムシがぶら下がってきたのを覚えています。そのとき、私はテングチョウ自体を見たことも名前も知らなかったのです(ちなみに私はある高校の生物部員、Yはその部長でした)。
《林道上にとまった越冬明けのテングチョウ 2022/04/19》
《林道上にとまった越冬明けのテングチョウ 2022/04/19》
《林道上にとまった越冬明けのテングチョウ 2022/04/19》
《林道上にとまった越冬明けのテングチョウ 2022/04/19》