今回紹介するのは、10月下旬の観察記録です。
北陸自動車道と交差する道路のトンネルの天井に、何かがとまっているのに気づきました。道路の建築限界が4.5mなので、それ以上の高さがあります。望遠で撮りましたが、薄暗いのと手振れとで画像は鮮明ではありません。
『蛾の生態標本図鑑』の写真と見比べていき、オオネグロウスベニエダシャクにたどりついきました。しかし、非常によく似たネグロウスベニナミシャクとは前翅の裏面を見ないとわからないようなので、(?)です。
ちなみに、富山県にはオオネグロウスベニナミシャクもネグロウスベニナミシャクも生息しているようです(ウェブサイト『富山県産蛾類博物館』参照)。
《トンネルの天井にとまっていたオオネグロウスベニエダシャク? 2022/10/29》
《トンネルの天井にとまっていたオオネグロウスベニエダシャク? 2022/10/29》
《トンネルの天井にとまっていたオオネグロウスベニエダシャク? 2022/10/29》
※ クリスマス寒波がテレビニュースなどで報じられると、東京にいる息子などからは、心配するメールが届きます。
幸い、我が家のある富山東部(の南部)は、昨日の朝は10㎝ほどの「べた雪」。これに対し、同じ富山でも西部の高岡では52㎝の大雪。雪雲の流れ込み次第で、積雪の状況は大きく変わります。(50年ほど前、勤め始めたころは、クリスマス寒波がくると80㎝ほど積もるのがふつうでした。洋菓子店の前に山のように並べられたクリスマスケーキを横目に、雪道に足をとられながら家路を急いでいたような記憶があります。)
今回の寒波ではあまり積もりませんでしたが、冬はこれから。老いの身には雪かきはこたえるので、ほどほど(50㎝くらいまで)にしておいて欲しいと願っています。
※ 市立図書館から12月24日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
1 『クロクサアリの秘密ー行列するのはなぜ?ー(ふしぎ発見シリーズ⑦)』(山口進・写真文)
2 『数学の贈り物』(森田真生・著)
3 『わたしのもう一つの国ーブラジル、娘とふたり旅ー』(角野栄子・著)