野山に出かけると、いろいろな草や木の茎や小枝などにアワフキムシ幼虫の泡状の巣をよく見かけます。
アワフキムシに興味を持ってはいましたが、「息をかけてもなかなか泡がきれいに吹き飛ばない」「幼虫が出てきてもどうせ名前が分からないだろう」などと理屈をつけて、見かけても通り過ぎてきました。
この日は、期待していたムシがまったく姿を見せてくれなかったので、暇つぶしにアワフキムシの泡の巣を吹き飛ばしてみました。きれいに泡が飛ばなかったのですが、中から赤と黒の特徴的な幼虫が現れたので、とりあえず写真に撮って帰宅。
ウェブサイト『虫ナビ/アワフキムシ図鑑』で調べると、ピッタリのアワフキムシの幼虫がいました。シロオビアワフキの幼虫です。「頭部~胸部は黒色で、腹部は鮮やかな赤色。泡を分泌して巣をつくり、その中に身を隠している」という説明がありました。
これからは、アワフキムシを見つけたらきちんと観察、成虫も見てみたいと思います。
《シロオビアワフキ幼虫の泡状の巣 2024/06/01》
《泡状の巣の中のシロオビアワフキ幼虫 2024/06/01》
《泡状の巣の中のシロオビアワフキ幼虫 2024/06/01》