やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

キタキチョウ(羽化)(富山市)

2024-09-20 09:43:17 | 昆虫類

2024/09/15に見つけたキタキチョウの蛹のうち1匹は、ミモザに着いた状態でコップに入れて台所の窓のそばに置いて様子を見ていました。

家族は、羽化の前の日の晩、蛹の様子が変わっていた(透明感がなくなっていた?)ことに気づいていたそうです(私は就寝時間が早いので、まったく気づかず)。

2024/09/19の朝、いつもより少し早く目覚め、台所に置いていた蛹の様子が変わっているのに気づきました(02:51)。翅が透けて見えてきているのです。蛹の着いたミモザを入れたコップを居間のテーブルに置いて、いつもの作業をしながら羽化の観察です。

蛹の腹部も伸びてきて(04:12写真)、羽化間近かなと思いましたがなかなか始まりません。ちょっと席を立って戻ると、もう羽化が始まって、蛹から完全に抜け出していました(04:21)。


《羽化間近で翅が透けて見えてきたキタキチョウの蛹 2024/09/19 02:51》


《羽化間近で腹部も伸びてきたキタキチョウの蛹 2024/09/19 04:12》


《羽化が始まり、蛹から完全に抜け出たキタキチョウ 2024/09/19 04:21》


《羽化して場所を移動しながら翅を伸ばすキタキチョウ 2024/09/19 04:21》


《羽化して翅を開閉して伸ばすキタキチョウ 2024/09/19 04:27》


《羽化して翅がほぼ伸び終わったキタキチョウ 2024/09/19 04:48》


《キタキチョウの羽化殻 2024/09/19》

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ウンモンスズメ(幼虫)(呉羽山公園都市緑化植物園/富山市北代)

2024-09-20 03:45:46 | 昆虫類

小さな池の周りに巡らされた防護柵の上を、尾角のあるスズメガの仲間の幼虫が這っていました。

「尾角がまっすぐに尖っている」「尾角は紫褐色」「体色は緑色」「体表に4本の白い線」「小さな顆粒状の白い突起(顆粒列)が並んでいる」などの特徴(ウェブサイト『趣味の自然観察、デジカメ持ってお散歩/モモスズメ、ウンモンスズメ。スズメガ科の幼虫2種類。』参照)から、ウンモンスズメの幼虫だと思います。

ウンモンスズメ幼虫の食餌植物は、ニレ科のケヤキやアキニレなどです。この防護柵の上にはケヤキの大木が枝を広げているので、幼虫はこのケヤキから落ちてきたのではないでしょうか。


《防護柵の上を這っていたウンモンスズメの幼虫 2024/09/16》


《防護柵の上を這っていたウンモンスズメの幼虫 2024/09/16》


《防護柵の上を這っていたウンモンスズメの幼虫 2024/09/16》

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