道端のヤマグワ?に、クワコの終齢幼虫がついていました。
淡褐色~灰褐色で、中・後胸と第1腹節は大きく膨らみ、背面には眼状紋があります。また第8腹節背面に突起があります(『イモムシ ハンドブック』参照)。刺激を与えると、この胸部を大きく膨らませ眼状紋を強調してびっくりさせます。じっとしていると、枝に同化しているようで、目立ちません。
カイコはクワコを家畜化したともいわれ、カイコの成虫は飛べません(人間が都合のいいように改良したため)が、クワコの成虫は飛ぶことができます。クワコの成虫をいちど見てみたいと思っていますが、日中にふつうに散歩しているだけではなかなか見つからないようです。(近くに一晩中紫外線を出す昔ながらの灯りをつけている公の施設があれば…と、自分勝手に思ってしまいます。)
道のそばにヤマグワがあると、クワコやクワエダシャクの幼虫などがいないかと、ついつい立ち止まって探してしまいます。
《道の脇に生えたヤマグワ?の若木 2022/09/10》
《ヤマグワ?の若木の葉を食べるクワコ(終齢幼虫) 2022/09/10》
《ヤマグワ?の若木の葉を食べるクワコ(終齢幼虫) 2022/09/10》
《ヤマグワ?の枝に同化したようなクワコ(終齢幼虫) 2022/09/10》
《ヤマグワ?の枝に同化したようなクワコ(終齢幼虫) 2022/09/10》
《ヤマグワ?の枝に同化したようなクワコ(終齢幼虫) 2022/09/10》
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