猿倉山中腹の林の中にあるキャンプ場の炊事棟で、薄茶色の蛾が調理台などにとまっていました。この炊事棟は、キャンパーがいると一晩中蛍光灯がついているようで、その光に集まってきた蛾が、朝にも残っているのです。
帰宅後、翅の色、模様と発生時期とに注目しながら『蛾の生態標本図鑑』でシャクガ科の頁をパラパラめくっていると、ニッコウキエダシャク(「日光・黄・枝尺」?)が目にとまりました。色、模様はそっくり、発生時期も秋です。
同図鑑によると、ニッコウキエダシャクは秋の蛾で、9~10月に出現。翅の地色は黄褐色で、横線が明瞭。内横線は大きく湾曲するが、外横線は比較的直線的。寄主植物(食草、食樹、食餌植物など様々に呼ばれますが、ようするに幼虫の食べる植物です)は、ハイノキ科のサワフタギだそうです。
《炊事棟の調理台にとまっていたニッコウキエダシャク 2021/10/29》
《炊事棟の調理台にとまっていたニッコウキエダシャク 2021/10/29》
《キャンパーがいると一晩中蛍光灯がついている炊事棟 2021/10/29》
※ 先日、県内唯一のデパートで開かれていた「北海道展」で買い物をしたついでに、来年のカレンダーと手帳などを買いました。振り返ると、体調などが悪くて、買いに出る気になれず、年を越してから買った年も何年かありますが、今年は早めに買うことができ、幸せです(北川悦吏子さんの『JAFMATE2021/11』巻頭「幸せって何だろう」のエッセイの「幸せ」です。2021/11/05のこのブログ参照)。
今年は、大雪や孫娘の大学受験などいろいろなことが重なって、1月半ばから8月後半まで白紙の頁が続きました。このブログを再開したのも、2021/09/13からです。今年の手帳の小口を見ると、初めから2/3ほどがほとんど手つかずで地の金色が残っています。
来年新しい手帳を買ったときには、金色の小口が残らない手帳にしたいと思いながら、必要な事柄を新しい手帳に写しています。
ちなみに。私は、手帳には何でもいいから、1日に一つ以上のことを書くように心がけています。「天気」「朝の血圧」「歩数」など。
《今年の手帳と来年の新しい手帳(№142高橋のビジネス手帳〈小型版〉2》
《小口に2/3ほど金色の地が残った今年の手帳》
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