7月に入り、ようやく夏らしい気候になってきました。梅雨の晴れ間に、ニイニイゼミが鳴き始めた空港スポーツ緑地を一回りしてきました。
青空をバックに、チョウトンボが翅をヒラヒラ羽ばたきながら、コブシの梢付近を旋回していました。この公園にはチョウトンボが発生するような環境(挺水植物が繁茂するような池沼や溝川など)はありませんが、「未熟な個体は羽化水域に隣接した林地などに集まり、樹冠の上ややや開けた空間を羽ばたきと滑空をおりまぜてゆっくりと旋回飛翔する」(『日本産トンボ幼虫・成虫検索図説』)ようです。
《樹冠の上を旋回飛翔するチョウトンボ 2017/07/06》
《梢近くの葉にとまるチョウトンボ 2017/07/06》
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