今年になって、公園の一画にタラノキが生えていることに気づきました。それなら、センノキカミキリがいるのではと探していましたが、これまで見つかりませんでした。最後の手段で、それほど太くない幹をドンッと蹴ってみたところ、落ちてきたのが写真のカミキリです。
タラノキの幹にとまらせて、自然風に撮ろうとしましたが、ポロッと落ちてはすぐに飛び去ろうとします。何度も試みて、(疲れがでたのか)なんとかとまってくれて写したのが、この写真です。
《センノキカミキリ 2017/07/05》
《樹液の出たタラノキの幹にいたカミキリムシの幼虫 2017/07/05》
このタラノキの幹は、ところどころ樹液が出ており、1箇所の樹皮のすぐ下にはカミキリムシの幼虫がいました。この幼虫もセンノキカミキリではないかと思います。センノキカミキリの幼虫は、「小さなときは材表面あたりを食べ、大きくなると材内に穿孔する」 (ウェブサイト『樹木を食べる昆虫、北海道/センノキカミキリ』)ようなので、材内に食い入る前の幼虫かも知れません。
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