2019/05/13のブログで紹介したヒメマイマイカブリを見かけたところのすぐそば、道路沿いのスギ林の縁を、赤っぽいオサムシが歩いていました。(オサムシについてはよくわからないのですが)はじめは色合いなどからマヤサンオサムシかなと思いましたが、少し小さめで(体長21㎜ほど)体形など少し違う感じがしました。
いつも甲虫全般について教えていただいているNさんに見てもらったところ、ヤマトオサムシではないかということでした。
『原色日本甲虫図鑑(Ⅱ)』によると、ヤマトオサムシは、「17~22㎜、黒色、背面は金銅色で緑色光沢があり、ときに緑色を帯びる…肢の脛、跗節および口ひげ、各節の基部は赤褐色…前胸背板はやや広めで後方に狭まりわずかにえぐれ、後角は鈍角に弱く突出する…」とあり、「山地性、本州(中部~近畿地方にかけて局所的に分布」するとのことです。
標本を作って見比べないとなかなかオサムシ(だけではないですが…)の同定はできないようです。
《スギ林の縁を歩いていたヤマトオサムシ 2019/05/13》
オサムシはやはり格好よいですね(*´▽`*)