(7月上旬の観察記録です。)
タラノキの枯れ木の幹を、コカブトムシが歩いていました。
「(♂は)短い頭角をそなえるが、♀では短く円錐状」「♂の前胸背板中央は丸く陥没するが、♀では強く陥没せず、やや幅のある縦溝」「♂の前脚の爪のうち内側のものは幅広く先端で2叉するが、♀では細く通常形」(『日本産コガネムシ上科標準図鑑』)であることから、写真のコカブトムシは♀だと思います。
《タラノキの枯れ木の幹の上を歩くコカブトムシ♀ 2014/07/02》
《タラノキの枯れ木の幹の上を歩くコカブトムシ♀ 2014/07/02》