勢力の大きな台風17号が、今夜、富山県に最接近するというので、庭の植木鉢などが飛ばされないよう片付けていました。
イラガの繭が幾つか着いているヤマボウシの幹にふと眼をやると、メタリックな青緑色の虫が一つの繭の上側にとまって何かしていました。一度見てみたいと思っていたイラガセイボウの産卵行動だとすぐに気づきました。
イラガセイボウを見つけたのが午後1時7分ころ、産卵を終えて産卵孔を塞ぎ始めていたのが2時16分ころでした。大雑把にみると、産卵孔を開けるのに40分ほど、産卵に25分ほどかかっていました。硬い繭に孔を開けるのに時間がかかるのはわかりますが、産卵にも時間がかかっていました。
雨風が強くなってきたので、塞ぎ終えた産卵孔の状態は、明日にでも観察しようと思います。
《産卵孔をイラガの繭に開けているイラガセイボウ 2012/09/30》
《産卵しているイラガセイボウ 2012/09/30》
《産卵孔を塞ぐイラガセイボウ 2012/09/30》