梓川の右岸、岳沢湿原の木道を歩いていると、咲き始めたレンゲツツジの花の蜜をミヤマカラスアゲハが吸っていました。
ミヤマカラスアゲハは青緑色の光沢が美しいアゲハチョウで、カラスアゲハに似ていますが、後翅裏面に白い帯があることなどで見分けられます。
《レンゲツツジの花の蜜を吸うミヤマカラスアゲハ 2019/06/14》
《レンゲツツジの花の蜜を吸うミヤマカラスアゲハ(後翅裏面に白い帯) 2019/06/14》
《レンゲツツジの花の蜜を吸うミヤマカラスアゲハ 2019/06/14》
※ 上高地で見かけた植物① ーズミ(小梨)ー
上高地を代表する植物は、ケショウヤナギとズミ(小梨)、最近ではニリンソウがそれらに加わるのかも知れません。ズミはコナシ、コリンゴなどとも呼ばれるバラ科リンゴ属の落葉高木です。上高地では5月下旬から6月上旬が花の見ごろのようですが、今年の春は暖かかったのか花がほとんど咲き終わっていました。
『牧野新日本植物図鑑』には、「ズミはそみ(染み)という意味で、その皮を染料に用いるため」と書かれていました。
《咲き残っていたズミの花 2019/06/13》
《咲き残っていたズミの花 2019/06/13》
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