小さな流れのそばにある東屋の屋根裏に、アシナガバチの大きな旧巣(おそらく前年の巣)がありました。これまでに見たことのないような形です。杖でなんとか落としてみると、色合いも淡く、これまでに触ったことのない感触で、バサバサ、ガサガサでなく柔らかいゴムのような感じでした。
ウェブサイト『都市のスズメバチ/アシナガバチ事典/巣と成虫の見分け方』を見ると、どうやらコアシナガバチの巣(「巣は巣柄から一方向に長く伸び、背面は上向きに反り返る)」のようです。
ウェブサイト『森林研究所/森林生物 コアシナガバチ』には、コアシナガバチの巣についての詳しくわかりやすい説明がしてありました。「‥繭のふたは白色‥。巣は巣柄を基点として一方向に伸長し、大型巣では大きく上向きに反り返る。日当たりの良い岩場や樹木の細枝、人家の軒や板壁に営巣する。‥。巣の規模はかなり大きく、本州での最大記録は約500育室。‥」
今回見つけたコアシナガバチ?の旧巣は、写真から数えると育房数が約150。これでも、最大規模のものからは1/3以下の大きさのようです。
《東屋の屋根裏のコアシナガバチ?の旧巣2024/04/17》
《東屋の屋根裏のコアシナガバチ?の旧巣2024/04/17》
《コアシナガバチ?の旧巣(巣柄を基点に一方向に伸長し上向きに反り返っている)2024/04/17》
《コアシナガバチ?の旧巣(育房数は約150)2024/04/17》
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