猿倉山中腹の雑木林の中にあるキャンプ場のトイレの壁に、5㎝ほどのかなり大きめの茶色っぽい蛾がとまっていました。とまり方や姿形などから、カイコガの仲間だと思い込んでしまいました。
帰宅後、ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』や手近の図鑑などで、カイコガ科などを調べたところ、オオクワゴモドキがいちばん写真に似ているように思えました。しかし、「成虫出現月が7~8月」「外縁のギザギザ感」「腹部の形」など、疑問が残りました。
そこで、ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』の『新・蛾像掲示板』で教えを請ったところ、次のような回答がありました。
<input name="64094" type="checkbox" value="delete" />無題 Name yamasina 21/10/31(日)07:20 No.64094
オオノコメエダシャクではないでしょうか。 |
シャクガ科のオオ-ノコ-メ-エダシャク(「大鋸目枝尺」でしょうか?)とのこと。シャクガの仲間とは思っても見ませんでした。
ウェブサイト『虫navi/オオノコメエダシャク』2021/10/30には、オオネコノメエダシャクについて、次のように説明されていました。「晩秋に出現する大型のエダシャク。成虫は地味な蛾でややクワコ(Bombyx mandarina)を思わせる姿をしている。…幼虫は白黒の縞模様にオレンジ色の斑紋がある派手なシャクトリムシ。」
《トイレの壁にとまっていたオオノコメエダシャク 2021/10/29》
《トイレの壁にとまっていたオオノコメエダシャク 2021/10/29》
※ 市立図書館から10月30日(日曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
1 『ヒルは木から落ちてこない。』
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