2022年5月中旬の観察記録です。
寺家公園から心霊スポットの寺家トンネルまで、往復してきました。
トンネル手前の日陰の路面を、2㎝ほど茶色い虫が数匹せわしなく動き回っています。薄暗い所で早く動くので、なかなか撮れません。
このときは、短い翅が黄褐色なので、よく見もしないで「コブハサミムシ」だろうと思っていましたが、写真を見ると腹端の「ハサミ」がありません。どうやら「ハネカクシ」の仲間のようです。
『ポケット図鑑日本の昆虫1400②』で探すと、出ていたハネカクシは6種類。オオヒラタハネカクシがいちばん似ていますが、こんなに扁平ではありません。ウエブサイトで探していくと、どうやら「アカバハバヒロオオハネカクシ」ではないかと思われます。「アカバ(赤翅)」「ハバヒロ(幅広)」「オオ(大)」と形容詞が3つ付いたハネカクシです。
『夜間飛行ー灯火にあつまる秋田県の昆虫ー/アカバハバヒロオオハネカクシ』の説明を引用します。
「体長:19~21mm…各図鑑で「オオアカバハネカクシ」として掲載されている種だが、九大の日本産ハネカクシ科総目録(2013)を確認したところ、ハバビロオオハネカクシ属「アカバハバビロオオハネカクシ」と和名改称になっている。大型のハネカクシで林床の落葉下や石下などで見つかることが多い。頭部と前胸背板の正中部に細い無点刻帯がある…』
《薄暗い路面をせわしなく動き回っていたアカバハバヒロオオハネカクシ? 2022/05/19》
《薄暗い路面をせわしなく動き回っていたアカバハバヒロオオハネカクシ? 2022/05/19》
《薄暗い路面をせわしなく動き回っていたアカバハバヒロオオハネカクシ? 2022/05/19》
参考までに、猿倉山森林公園で見かけたコブハサミムシの写真です。
《コブハサミムシの卵と母虫 2022/03/29》
※ 市立図書館か2月4日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
1 『深夜特急第一便黄金宮殿』(沢木耕太郎・著)
2 『わたしの心を強くするひとり時間のつくりかた』(岸本葉子・著)
3 『こどもは古くならない』(糸井重里・著)
4 『カニカマ人生』(清水ミチコ・著)
5 『読んで、旅する。』(伊集院静・著)
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