真夏日が連続し、雨も降らないので、ここ数日庭木などに水遣りをしています。
この日、水遣りをしていて、フェンスの隅に何かがついているのに気づきました。近寄ってみると、アゲハの蛹でした(数mほどのところにユズの木が2本あります)。
この蛹の上を何か小さな虫が動き回っていました。アゲハの蛹に寄生するアオムシコバチ?ではないかと思います。このハチに卵を産み付けられたら、やっと蛹になったのに蝶にはなれません。蛹に小さな穴を開けて出てくるのは、小さな寄生バチになります。
《フェンスの隅で蛹化していたアゲハ 2024/06/17》
《フェンスの隅で蛹化していたアゲハ(赤丸内はアオムシコバチ?) 2024/06/17》
《アゲハの蛹の上を動き回るアオムシコバチ? 2024/06/17》
なお、アオムシコバチがアゲハに寄生するのは、蛹化後5日くらいまでの蛹に対してで、幼虫や前蛹には寄生しないようです(『アゲハの蛹寄生蜂としてのアオムシコバチの生態』高木正見1976)。
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