狭い庭ですが、シンボルツリーのヤマボウシ(それでこのブログのタイトルを「ヤマボウシ」にしています)が窓をふさぐように枝を広げています。今はまだ裸木ですが、間もなく鮮やかな新緑が広がり、白い花を年によっては樹冠いっぱいに咲かせます。やがて実をつけてヒヨドリがそれを啄ばみ、紅葉して落葉、また裸木になります。
このヤマボウシの、部屋にいながら眺められる場所にシジュウカラ用の巣箱をかけています。ここ数年は毎年のように営巣しており、一部はこのブログで報告しています。http://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/cd1ad3e240535c70575111543f4eaeab
http://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/d3956295204b18210a91172a25cdef00
http://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/2b93a728b98ee4a698827a79fefa6188
http://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/d45feda1f9cbfa6184051b13989400dc
http://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/ef3b58208763d9d50df0b779c001bf54
都合により、4月下旬に転居することになりましたので、ここでシジュウカラの営巣を観察できるのはこれが最後になりそうです。
シジュウカラの番は、12月~1月ころに営巣の下見にやってきます。その後しばらくは姿をみせませんが、冬の終わりになると頻繁に姿を見せるようになり、3月中旬ころからは巣材を運び込みだします。
この日も番のシジュウカラが巣材を運びこんでいました。ときどき「ジュクジュクジュク」という警戒音が聞こえてきますが、その時は巣の近くにヒヨドリやスズメ、ジョウビタキなどがやってきています。
《居間の前のヤマボウシに架けたシジュウカラ用巣箱 2016/04/03》
《巣箱にやってきたシジュウカラ 2016/04/03》
《巣材を巣箱に運び込むシジュウカラ 2016/04/03》
《ヤマボウシの小枝から巣材のようなものを集めるシジュウカラ 2016/04/03》
《さかんに警戒音をだすシジュウカラ 2016/04/05》
《巣箱の近くにやってきたジョウビタキ♂ 2016/04/03》