やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ゴマダラチョウ(富山県中央植物園/富山市[婦中町]上轡田)

2023-12-16 16:19:37 | 昆虫類

以前(2011年)、@niftyココログに『中央植物園の生きものたちー植物園の楽しみ方はいろいろですー』と題して投稿したものです。

 ゴマダラチョウ 2011/02/13

ゴマダラチョウは、丘陵地や平野部に多いチョウです。幼虫の食草(樹)はエノキですが、成虫は樹液を好み、花にはほとんどやってきません。樹冠を滑るように飛ぶ姿は優雅で、私の好きなチョウの一つです。

植物園でも、樹液にきているチョウをときどき見かけます。


《ミズナラの樹液を吸うゴマダラチョウ 2007/08/07》

※ 市立図書館から12月16日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。また、借りた本を返却期限内に読み切れるかどうかわかりません)。
   1 『蛾1704種ーくらべてわかるー』(横田光邦・監)
   2 『京都早起き案内』(麻生圭子・著)
   3 『東京のレトロ美術館』(とに~・著)
   4 『養老先生、病院へ行く』(養老孟司、中川恵一・著)
   5 『寡黙なる巨人』(多田富雄・著)
   6 『CARPE DIEM 今この瞬間を生きて』(ヤマザキマリ・著)
   7 『青くて痛くて脆い』(住井よる・著)

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ゴマダラチョウ(終齢幼虫)(富山県中央植物園/富山市[婦中町]上轡田)

2023-12-15 17:53:02 | 昆虫類

以前(2011年)、@niftyココログに『中央植物園の生きものたちー植物園の楽しみ方はいろいろですー』と題して投稿したものです。

 ゴマダラチョウ(終齢幼虫) 2011/02/13

ゴマダラチョウは、食草(樹)であるエノキの根元の落ち葉の裏側で幼虫越冬すると言われています。植物園にある何本かのエノキで、根元の落ち葉の裏側を探してみました。たくさんではありませんが、何頭かの幼虫が見つかり、写真に撮りました。

オオムラサキの幼虫も食草(樹)がエノキで、形もよく似ており、同じように落ち葉の裏側で越冬しますが、植物園では見つかっていません。


《ゴマダラチョウの越冬幼虫 2008/12/01》

友人から、京都ではゴマダラチョウの幼虫がエノキの根元の幹について越冬することもあるとの情報をもらいました。さっそく、中央植物園にある何本かのエノキの幹を調べました。11月26日に1本のエノキの幹で数匹の幼虫を見つけましたが、根元に下りる途中だったのか、その後は見つかりませんでした。


《エノキの幹のゴマダラチョウの幼虫 2008/11/26》

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クロコムラサキ(富山県中央植物園/富山市[婦中町]上轡田)

2023-12-14 21:06:24 | 昆虫類

以前(2011年)、@niftyココログに『中央植物園の生きものたちー植物園の楽しみ方はいろいろですー』と題して投稿したものです。

 クロコムラサキ 2011/02/12

コムラサキには、地色が茶褐色の普通型のほかに、地色が黒褐色の黒色型(クロコムラサキ)がいます。翅表の斑紋も、普通型が黄褐色であるのに対し、クロコムラサキは白色です。この両型はメンデル式遺伝をすることで知られています。クロコムラサキは劣性で産地は局限され、個体数は極めて少ないと言われています。

富山県内では、氷見市で比較的高率(約10%)でクロコムラサキが現れるが、その他の地域では県下の十数か所で散発的に記録されているだけとされています。

下の写真は熟したウメの実で吸汁していたクロコムラサキです。


《ウメの実で吸汁するクロコムラサキ 2007/09/15》

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オオバン(富山県富岩運河環水公園/富山市湊入船町)

2023-12-13 20:35:05 | 鳥類

例年だとこの時期の北陸地方は、冬型で寒く、雨や雪のちらつくことが多いのですが、今年は穏やかな晴れの日がときどき間に挟まれます。

この日(2023/12/06)、前の日の天気予報から晴れることがわかっていたので、リハビリを兼ねた散歩のため、環水公園(富山県富岩運河環水公園)へ握り飯の弁当を持って出かけました。この公園は、富岩運河や船溜まりなどの水辺空間を活かして整備された面積9.8haの親水文化公園で、スタバのリージョナル ランドマーク ストアである「富山環水公園店」(世界一美しいスタバ?とも…)もあります。


《環水公園とスタバ富山環水公園店(背景は剱岳から立山、薬師岳までの立山連峰) 2023/12/06》


《環水公園とスタバ富山環水公園店(背景は薬師岳) 2023/12/06》

富岩運河環水公園が整備される以前、富岩運河船溜まり周辺は水鳥のサンクチュアリーで、特に冬には多くのカモ類が見られました。

この日、全国的な傾向なのでしょうが、以前(40年以上前)と比べてオオバンの多いことが印象的でした。


《富岩運河のオオバン 2023/12/06》


《富岩運河のオオバン 2023/12/06》


《富岩運河のオオバン 2023/12/06》


《富岩運河のオオバン(水草を食べている) 2023/12/06》

※ 富岩運河船だまり周辺は、探鳥地としても有名で、北日本新聞夕刊の毎週土曜日の「夕刊広場」に、昭和57(1982)年12月11日から翌年3月31日まで「探鳥とやま」として掲載された中でも探鳥地として紹介されていました。40年以上前、「富岩運河環水公園」が整備されるかなり以前の記述ですが、参考までに全文を再掲しておきます。
  「探鳥地その14 富岩運河船だまり 県内10指のすみかに 富山駅の北方へ徒歩で十分ぐらいのところに富岩運河の船だまりがある。昭和9年に富山市都市計画事業の一環として完成した。東岩瀬港より神通川右岸堤防に沿って南進し富山駅裏に至る4,758メートルの運河である。
  付近には資材の荷揚げなどに便利なため、造船、化学工業、金属など各種の工場が立ち並んでいる。運河の上流は水面がやや広く60メートル、下流では42メートルぐらいの幅があり、水深は深い所で2メートルぐらいであろうか。
  物資輸送も陸送に代わってしまったが、時には北洋材のいかだが船に曳航されるのを見ることができる。ところが、最近はこの運河の水がよどみ、ヘドロ状のものがたまり、水生植物が繁茂しはじめたことや、57年に銃猟禁止区域に指定され安息な水面が保たれたこともあり、隣の神通川から緊急避難に飛来し憩う水鳥も多い。
  1月に行われたガン、カモ類の全国一斉調査では、コガモの652羽を筆頭に、カルガモ61羽、キンクロハジロ56羽、ハシビロガモ40羽のほか、ホシハジロ、ヒドリガモ、オナガガモ、ミコアイサなど825羽のカモが記録されている。現在は県内でも十指に入るほど優れた水鳥のすみかとなっている。春から夏にかけてはカイツブリやバン、カルガモが巣作りしかわいいヒナ連れを見ることができる。
  四季折々にキジやキジバト、セグロセキレイ、コサギ、アオサギ、カモメ類なども採餌に訪れにぎわう。時々、カワセミやコアジサシ、オオヨシキリ、ミサゴ、オカヨシガモなども現れバードウォッチャーを楽しませてくれる。」

※ オオバンについて、これもかなり以前のことになりますが、2005年春にオランダなどを旅行したとき、運河のあちこちで姿を見かけ、営巣しているものもいたことが印象に残っています。


《オランダ・キンデルダイクの運河で見かけたオオバン 2005/04/21》


《オランダ・ハーグで泊まったホテルから見下ろした運河で営巣していたオオバン 2005/04/22》


《オランダ・ハーグで泊まったホテルから見下ろした運河で営巣していたオオバン 2005/04/22》

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ニホンヤモリ(富山市ファミリーパーク/富山市古沢)

2023-12-12 19:32:06 | 爬虫類

初冬のファミリーパーク、芝生広場の藤棚の下で昼食(握り飯)を食べ終わり、生きものの姿を探して広場の周りの木々の幹などを見て周りました。

スギの大木の幹を見ていると、分厚い樹皮の裂け目で何かが素早く動きました。ヤモリ(ニホンヤモリ)の幼体でした。

ニホンヤモリは、ユーラシア大陸からの外来種と考えられており、主として民家やその周辺に生息し、日本の原生林には生息していないようです。


《スギの樹皮の隙間から顔をのぞかせたヤモリ 2023/12/04》


《スギの樹皮の隙間から顔をのぞかせたヤモリ 2023/12/04》

※ 今回訪れた動物園(富山市ファミリーパーク)で写した生きものなどの写真の紹介は、下の4枚の写真でお終いです。


《キリン 2023/12/04》


《バイソン 2023/12/04》


《カラタチバナ? 2023/12/04》


《紅葉 2023/12/04》

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サシガメ?の仲間(富山市ファミリーパーク/富山市古沢)

2023-12-12 07:11:47 | 昆虫類

建物にガラスの明かり窓などがあると、虫などがトラップされていないかとついつい探してしまいます。里山生態園のガラス窓には、赤っぽい虫がとまっていました。サシガメの仲間ではないかと思いますが、名前はわかりません(教えていただければ、幸いです。教えてもらっても、すぐに忘れてしまいますが…)。名前がわからないと、何となく気がかりです。


《ガラス窓にとまっていたサシガメ?の仲間 2023/12/04》


《ガラス窓にとまっていたサシガメ?の仲間 2023/12/04》

※ 動物園で展示されている動物の写真を撮るとき、日本に生息している動物の場合、あたかも野外で自然に撮ったと思わせるような写真を撮りたくなります。でも、飼育されているスペースが狭いので、人工物が一緒に写ってしまい、なかなか思うような写真は撮れません。郷土動物館に屋外展示されている2頭のアナグマ(ニホンアナグマ)、せかせか歩き回ったり、丸くうずくまったりで、なかなか思うような写真は撮らせてくれません。この2頭、親子でしょうか、ペアでしょうか?


《日向で丸くなる2頭のニホンアナグマ 2023/12/04》


《2頭のニホンアナグマの関係は? 2023/12/04》


《2頭のニホンアナグマの関係は? 2023/12/04》


《ニホンアナグマの鋭い爪 2023/12/04》

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ミドリハガタヨトウ?(富山市ファミリーパーク/富山市古沢)

2023-12-10 16:50:28 | 昆虫類

初冬のファミリーパーク、芝生広場の藤棚の下で昼食(握り飯)を食べ終わり、生きものの姿を探して広場の周りに植えてある木々の幹などを見て周りました。

東屋の傍の木(種名わからず)の幹に、ヤガの仲間と思われる蛾がとまっていました。樹皮の色などと同化するような色、形の蛾です。帰宅後、ネットに紹介されている蛾の写真と見比べましたが、似た種類も多く、一応ミドリハガタヨトウ?とはしたものの、自信はありません。

『蝶の生態標本図鑑』のミドリハガタヨトウについての説明は、「前翅は灰褐色で、新鮮な個体は後縁部と中室付近に金緑色の鱗粉を帯状に散布する。年1化。10~11月に出現する。寄主植物はニレ科のケヤキ。」でした。ちなみに、とまっていた木の上には、ケヤキの枝が大きく張り出していました。


《ミドリハガタヨトウ?がとまっていた木 2023/12/04》


《幹にとまるミドリハガタヨトウ? 2023/12/04》


《幹にとまるミドリハガタヨトウ? 2023/12/04》


《幹にとまるミドリハガタヨトウ? 2023/12/04》


《幹にとまるミドリハガタヨトウ? 2023/12/04》

※ 動物園で展示されている動物の写真を撮るとき、日本に生息している動物の場合、あたかも野外で自然に撮ったと思わせるような写真を撮りたくなります。でも、飼育されているスペースが狭いので、人工物が一緒に写ってしまい、なかなか思うような写真は撮れません。ニホンジカ(ホンシュウジカ)は、広いスペースに飼育されていたので、自然風の写真は撮りやすいと思います。
  鹿の尻の白い部分の毛(「尾鏡」)が膨らみ広がるのは、身に危険を感じたとき警戒して尻の毛を広げるためのようです。


《広い展示スペースに飼育されているニホンジカ(ホンシュウジカ) 2023/12/04》


《広い展示スペースに飼育されているニホンジカ(ホンシュウジカ) 2023/12/04》


《ニホンジカ(ホンシュウジカ)の尻の白い毛 2023/12/04》


《ニホンジカ(ホンシュウジカ)(幹を防護する金網が写ってしまった) 2023/12/04》

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カナヘビ(富山市ファミリーパーク/富山市古沢)

2023-12-09 19:10:13 | 爬虫類

アスファルト舗装の園路の脇、陽の当たる落ち葉の積もった路肩を歩いていると、かさこそ音がします。足をとめ、目を凝らしてよく見ると、枯葉色をしたカナヘビ(ニホンカナヘビ)でした。カナヘビは、冬に休眠します。


《落ち葉の上のカナヘビ 2023/12/04》


《落ち葉の上のカナヘビ 2023/12/04》

※ 動物園で展示されている動物の写真を撮るとき、日本に生息している動物の場合、あたかも野外で自然に撮ったと思わせるような写真を撮りたくなります。でも、飼育されているスペースが狭いので、人工物が一緒に写ってしまい、なかなか思うような写真は撮れません。ツキノワグマ(ニホンツキノワグマ)は、人工物の前をせわしなく往復していたので、自然に思わせるような写真は撮れませんでした。


《せわしなく往復するツキノワグマ 2023/12/04》

※ 市立図書館から12月9日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。また、借りた本を返却期限内に読み切れるかどうかわかりません)。
   1 『脳梗塞からの”再生”ー免疫学者・多田富雄の闘いー』(上田真理子・著)
   2 『昭和とわたしー澤地久枝のこころ旅ー』(澤地久枝・著)
   3 『フランスの小さな村だより12か月』(木蓮・著)
   4 『北欧のあたたかな暮らし小さな愉しみ』(smile editors・編)
   5 『私一人』(大竹しのぶ・著)
         6 『機関車先生(上)』(伊集院静・著)
   7 『また、同じ夢を見ていた』(住野よる・著)
   8 『木挽町のあだ討ち』(永井沙耶子・著)
   9 『日本の近代詩500ー一冊で読むー』(西原大輔・編)

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エサキモンキツノカメムシ(富山市ファミリーパーク/富山市古沢)

2023-12-08 19:17:47 | 昆虫類

園路に沿って設置された陽の当たるフットライトに、エサキモンキツノカメムシがとまっていました。このカメムシの小楯板(しょうじゅんばん)には、ハート型の黄色い紋がります。成虫で越冬します。


《陽の当たるフットライトで陽を浴びる?エサキモンキツノカメムシ 2023/12/04》


《陽の当たるフットライトで陽を浴びる?エサキモンキツノカメムシ 2023/12/04》


《陽の当たるフットライトで陽を浴びる?エサキモンキツノカメムシ 2023/12/04》

※ 動物園で展示されている動物の写真を撮るとき、日本に生息している動物の場合、あたかも野外で自然に撮ったと思わせるような写真を撮りたくなります。でも、飼育されているスペースが狭いので、人工物が一緒に写ってしまい、なかなか思うような写真は撮れません。下のキツネ(ホンドギツネ)は、電気柵のそばの陽の当たる所で気持ちよく日向ぼっこ。みじろぎもしないので、電線などを写さないように撮ると、超アップの写真になってしまいます。


《電気柵の近くの陽当たりで気持ちよく日向ぼっこしているキツネ 2023/12/04》


《電気柵の近くの陽当たりで気持ちよく日向ぼっこしているキツネ(電線などが写る) 2023/12/04》


《電気柵の近くの陽当たりで気持ちよく日向ぼっこしているキツネ(超アップ) 2023/12/04》

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サトクダマキモドキ?♀(死骸)(富山市ファミリーパーク/富山市古沢)

2023-12-07 06:33:01 | 昆虫類

初冬のファミリーパーク、芝生広場の藤棚の下で握り飯を食べているとき、足元のコンクリートの上に緑色のものが落ちているのに気づきました。よくみると、直翅類の死骸で、それほど傷んでいません。

『日本の昆虫1400②』の写真を参考にすると、サトクダマキモドキの♀のように思えます(何時になっても同定に自信がもてません…)。冬を迎えて、自然死したものでしょうか。


《足元のコンクリートの上に落ちていたサトクダマキモドキ?♀の死骸 2023/12/04》


《足元のコンクリートの上に落ちていたサトクダマキモドキ?♀の死骸 2023/12/04》

※ 動物園で展示されている動物の写真を撮るとき、日本に生息している動物の場合、あたかも野外で自然に撮ったと思わせるような写真を撮りたくなります。でも、飼育されているスペースが狭いので、人工物が一緒に写ってしまい、なかなか思うような写真は撮れません。2頭のタヌキが写っている写真は、餌やりの気配を感じてその方を見ているので、ちょっと不自然です。


《郷土動物館で野外展示されているタヌキ 2023/12/04》


《郷土動物館で野外展示されているタヌキ(餌やりの気配?を感じてその方を見ている) 2023/12/04》

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アメリカザリガニ(富山市ファミリーパーク/富山市古沢)

2023-12-05 14:37:39 | その他動物

寒空の下、テレビや新聞で見かける温かい湯?につかる「カピバラ」を見たいとういう妻の要望に応えて、北陸の冬としては好天の昨日、握り飯の弁当を持って、冬季開園中の動物園(富山市ファミリーパーク)に行ってきました(富山市在住の70歳以上の高齢者は、入園料が一人250円)。

カピバラは食事中で、湯気の出る湯の中で身を寄せ集まって温まっているという場面は見られず、かろうじて1頭だけが湯につかっていました。


《うっとりしたと至福?の表情で湯につかるカピバラ 2023/12/04》


《カピバラ 2023/12/04》

園内散策を4時間ほど楽しんだ帰り道、いつもは鴨などの冬鳥で賑わう六泉池にさしかかると、池に水がありません。張り紙を見ると、鳥インフルエンザを防ぐために水を抜いてあるとのこと。

池の真ん中にかかる橋の途中から池を見ていると、水がなくなり現れた泥底をアメリカザリガニが歩いて(這って)いました。アメリカザリガニの後ろには独特のトラックが残されています。


《ファミリーパークの案内板(赤丸内はアメリカザリガニのいた場所) 2023/12/04》


《干上がった池底を歩いているアメリカザリガニ 2023/12/04》


《干上がった池底を歩いているアメリカザリガニ 2023/12/04》


《干上がった池底を歩いているアメリカザリガニ 2023/12/04》

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コムラサキ(富山県中央植物園/富山市婦中町上轡田)

2023-12-04 18:28:22 | 昆虫類

以前(2011年)、@niftyココログに『中央植物園の生きものたちー植物園の楽しみ方はいろいろですー』と題して投稿したものです。

 コムラサキ 2011/02/11投稿

植物園でコムラサキというと、秋に紫色の実をつける植物を連想してしまいますが、ここでとりあげるコムラサキはチョウの仲間です。国蝶であるオオムラサキに比べて小さいことから名づけられたチョウで、雄の羽の表が紫色に輝きます。

幼虫の食草(樹)はヤナギの仲間で、市街地ではシダレヤナギやウンリュウヤナギが食草(樹)になります。

下の写真は、猛暑のなか、雄が散水されたアスファルトで吸水していたところを写したものです。


《アスファルトで吸水するコムラサキ♂ 2007/08/17》

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コムラサキ(越冬幼虫)(富山県中央植物園/富山市婦中町上轡田)

2023-12-03 09:29:34 | 昆虫類

今年(2023年)は、体調そのほかいろいろな事情で、フィールドにほとんど出かけず、このためこのブログで紹介できる写真がほとんどありません。

そこで、以前(2011年)わずかな期間、@niftyココログに『中央植物園の生きものたちー植物園の楽しみ方はいろいろですー』と題して投稿したものを、ここで再度紹介したいと思います。10年以上前の情報であり、中央植物園の環境が大きく変わっている(特に樹木が大きく育ち、枯れるものは枯れているなど)ので、生きものたちも当時のものとは変わってしまっているとは思いますが…。

 コムラサキ(越冬幼虫) 2011/02/11投稿

コムラサキは、幼虫で越冬します。中央植物園では、成虫を確認していたので、越冬幼虫を探しました。ゴマダラチョウの越冬幼虫の大きさが頭にあったので、なかなか見つかりませんでした。

下の写真は、ウンリュウヤナギの幹で見つけたものです。大きさは1㎝以下で、一度目を離すと、次に探すのがたいへんでした。シダレヤナギの幹でもコムラサキの幼虫を見つけました。


《越冬中のコムラサキ幼虫(中央付近にいます) 2009/01/04》

※ 市立図書館から12月2日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。また、借りた本を返却期限内に読み切れるかどうかわかりません)。
   1 『まさか、この私がー脳卒中からの生還ー』(関啓子・著)
   2 『ヒトの壁』(養老孟司・著)
   3 『京都レトロモダン建物めぐり』(片岡れいこ・著)
   4 『古民家村だよりーNHKカールさんとティーナさんのー』(カール・ベンクスほか・著)
   5 『夢の町本通りーブックエッセイー』(沢木耕太郎・著)
         6 『受け皿』(伊集院静・著)
   7 『また、同じ夢を見ていた』(住野よる・著)
   8 『光のしるべ』(あさのあつこ・著)

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キタキチョウ(富山市)

2023-12-01 15:09:51 | 昆虫類

11月下旬、小春日和の暖かな日差しを浴びて、キタキチョウがローズマリーの花の蜜を吸っていました。

キタキチョウは、従来「キチョウ」とされていたものが、キチョウ(ミナミキチョウ、南西諸島に分布)とキタキチョウ(本州~南西諸島に分布)の2種に分けられることになったもの(ただし、外見による識別は困難)。(ウイキペディア/キチョウ参照)

成虫は年に5~6回発生、成虫越冬し、早春から活発に飛び回ります。

数年前のことです。我が家の庭にミモザの苗を植えたとき、しばらくは、秋になると多くのキタキチョウがやってきて、産卵し蛹化して成虫になっていったのですが、ここ2~3年はミモザに産卵しなくなりました。どうしてなのでしょうか?


《ローズマリーの花の蜜を吸うキタキチョウ 2023/11/22》


《ローズマリーの花の蜜を吸うキタキチョウ 2023/11/22》


《ローズマリーの花の蜜を吸うキタキチョウ 2023/11/22》

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