やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ウスバフユシャク♂?(富山県中央植物園/富山市[婦中町]上轡田)

2024-12-16 03:36:52 | 昆虫類

2003~2009年に、富山県中央植物園で見かけた生きものを紹介しています。

今回は、ガの仲間ウスバフユシャク?です。

シャクガ科フユシャク亜科のウスバフユシャクの仲間(Inurois属)ではないかと思うのですが、図鑑やウエブサイトを見ても、よくわかりません(教えていただければ幸いです)。


《ウスバフユシャク♂? 2008/12/09》


《ウスバフユシャク♂? 2008/12/09》

 

※ 「庭のスズメ(2024/12/14)」

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イチモンジフユナミシャク♂(富山県中央植物園/富山市[婦中町]上轡田)

2024-12-15 04:41:20 | 昆虫類

このブログで紹介できる生きもの(の写真)がなくなってきたので、春になるまで、今年3月(2024/03/27)に中断していた「富山県中央植物園で見かけた生きもの(2003~2009年)」を再開していこうと思います。
(ときどき、その時見かけた生きものを紹介します。)
(毎日投稿することはできないと思います)

今回は、ガの仲間イチモンジュフユナミシャクです。

初冬に見かけたシャクガなので、フユシャク、図鑑などの写真と見比べてイチモンジフユナミシャクとしましたが、似ている種もあり(?)です。♀は翅が退化しています。


《イチモンジフユシャク♂ 2008/12/01》


《イチモンジフユシャク♂ 2008/12/01》

 

 昨日(2024/12/14)、早朝に外を見ると少し白くなっていました。霙のような「べちょべちょ」(標準語では「べとべと」でしょうか?)の雪ですが、我が家の今季の初雪です。スズメたちは、「防寒」「餌探し」など、さぞかし大変だろうと思ってしまいます。


《初雪が少し積もった餌台 2024/12/14》

 

※ 市立図書館から12月14日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。借りた本を返却期限内に読み切れるのかどうか…)
   1 『田んぼは野鳥の楽園だ』(大田真也・文)
   2 『編集を愛してーアンソロジストの優雅な日々ー』(松田哲夫・著)
   3 『そこにある山ー結婚と冒険についてー』(角幡唯介・著)
   4 『マイナーノートで』(上野千鶴子・著)
   5 『北アルプスの立山山麓からー言の葉便り 花便りー』(丸山健二・著)

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スズメ(砂浴び)(富山市)

2024-12-14 08:09:18 | 鳥類

スズメの砂浴びは、「翼をバタつかせて」するものだと思っていました。ウェブサイト『野鳥の観察(5.体の手入れ)砂を浴びる』(平塚市博物館)にも、次のように説明されています。
「砂浴びは乾いた砂の中の窪みに座り、翼で砂をまきちらすようにして行われます。砂浴びには寄生虫や余分な脂などを除去する働きがあります。水浴びの場合と同じに、砂浴びの後には念入りな羽づくろいが行われます。」

私は、天気のよい日は毎日のようにスズメの砂浴びを眺めてきましたが、撮った連続写真を見ていると、翼で砂をまき散らしているようには、見えません。砂の中なので確認できませんが、ほとんど足で巻き上げているように思えます。

うまく纏められていませんが、私の推量する標準的なスズメの砂浴びの一連の動きは、次のようです。

 ① 適当な砂浴び場に降りる。
    このとき、前に砂浴びした「すり鉢状の穴」があれば、そこを選ぶ。


《砂浴び場にできている「すり鉢状の穴」に降りて砂浴びを始めるスズメ 2024/11/16》

 ② 砂に腰を下ろし、羽を膨らませて穴(体と砂)が密閉されるような状態をつくり、高速で足を前後に(回転させながら?)動かして、砂を巻き上げ、体や羽などにたたきつける。
    このとき、羽の裏側に効率的に砂を浴びるため、羽を広げることもある。
    すり鉢状の穴は、砂のシャワー室で、足指は、向きも回転も微妙に調整できるシャワーヘッド、足の動きは水圧のようなものか?。


《砂に腰を下ろし、羽を膨らませて穴が密閉されるような状態をつくるスズメ 2024/12/12》


《砂を巻き上げ、体や羽などにたたきつけるスズメ 2024/12/12》


《砂を巻き上げ、体や羽などにたたきつけるスズメ 2024/12/12》

 ③ 砂を浴びにくい頭部は、頭を震わせながら砂の中に突っ込む。


《頭を震わせながら砂の中に突っ込むスズメ 2024/12/12》

 ④ しばらくの間、風呂に浸かるように気持ちよさそうに砂に浸かっていることがある。


《砂を浴びたあと風呂に浸かるように砂に浸かっているスズメ 2024/12/12》


 ⑤ 一連の動作が終わると、少し角度をずらして、同じような行動を繰り返す。
    このことで、「すり鉢状の穴」ができてくる。

 ⑥ また、砂を浴びにくい箇所は、足で掻く。


《顔を足で掻くスズメ 2024/12/12》

 ⑦ 砂浴びが終わると、砂場から出て、羽繕いをする。 


《砂浴びを終え、砂場から出て、鉢の縁にとまって羽繕いするスズメ 2024/11/16》

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ノスリ(電柱)(富山市森田)

2024-12-13 11:49:56 | 鳥類

小雨がぱらつくなか、車で農耕地の中の道を走っていると、電柱にトビともカラスとも違う鳥がとまっていました。

車を路肩にとめ、よく見るとノスリでした。この辺りの農耕地では、ときどき見かけます。


《電柱の天辺にとまるノスリ 2024/12/13》


《電柱の天辺にとまるノスリ 2024/12/13》


《電柱の天辺にとまるノスリ 2024/12/13》

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キジバト(羽毛)(糞)(富山市)

2024-12-12 05:55:49 | 鳥類

エゴノキの実が熟すころから、キジバトがときどき庭にやってきて、落ちた種子を食べています。

キジバトが動き回ったところや、しばらくの間休んでいたところには、羽繕いをしていたのでしょうか羽や糞が落ちていました。

家庭菜園の黒いビニルシートの上に落ちていたふわふわの真っ白な羽は、半綿羽(羽軸はあるが羽弁はない)のようです。

糞の付近に落ちていた小さい羽は、尾筒羽ではないか「??」と思います。

羽の区別は、私には難しく、いつも「こうだ」ではなく「こうだろう(か?)」くらいに終わってしまいます
(『』などを一応参考にしました。)


《庭を歩き回って落ちているエゴノキの種子を食べるキジバト 2024/10/29》


《庭を歩き回って落ちているエゴノキの種子を食べるキジバト 2024/10/29》


《黒いビニルシートの上に落ちていたふわふわの真っ白なキジバトの半綿羽 2024/10/29》


《キジバトの半綿羽 (羽軸はあるが羽弁はない)2024/10/29》


《キジバトがしばらく休んでいた所に落ちていた羽と糞 2024/10/29》


《キジバトの糞のそばに落ちていた尾筒羽? 2024/10/29》


《キジバトの糞のそばに落ちていた尾筒羽? 2024/10/29》


《キジバトの糞 2024/10/29》

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ナカグロクチバ(幼虫)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2024-12-11 03:42:56 | 昆虫類

生きものたちの姿をみることも少なくなり、今回は10月中旬に見かけた生きものです。

公園の建物の壁に、ナカグロクチバ(と思われる蛾)の幼虫がとまっていました。

ナカグロクチバは、近年分布を北に広げている南方系の蛾で、河川敷や自宅庭などでも成虫を見かけています。


《壁にとまっていたナカグロクチバの幼虫 2024/10/20》


《壁にとまっていたナカグロクチバの幼虫 2024/10/20》

 

※ 「庭のスズメ(2024/12/10)」

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リンゴドクガ(幼虫)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2024-12-10 05:20:23 | 昆虫類

冬型の気圧配置が続き、1週間ほどほとんど晴れ間がありません。

生きものたちの姿をみることも少なくなり、今回は10月下旬に見かけた生きものです。

シダレザクラの幹に薄い桃色の毛虫がとまっていました。色は黄色くありませんが、「背面に4列の毛束」「黒色の横帯」などの特徴から、リンゴドクガの幼虫ではないかと思います。

飼育個体では「育つにつれて、白色、赤紫色、茶褐色などに毛の色が変化した」(ウェブサイト『芋活.com/イモムシ・ケムシ図鑑』)そうです。


《シダレザクラの幹にとまっていたリンゴドクガの幼虫 2024/10/27》


《シダレザクラの幹にとまっていたリンゴドクガの幼虫 2024/10/27》


《リンゴドクガの幼虫(危険を感じると身をよじります) 2024/10/27》

 

※ 「庭のスズメ(2024/12/08)」

   餌場では、必ず小競り合いをしています。

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ハシブトガラス(鳴き方)(電柱)(富山市)

2024-12-08 06:22:39 | 鳥類

遠くの電柱の上で、「カラス」があたりを見廻しながら、「カァーカァー」と(聞こえる声で)鳴いていました。

いわゆる「カラス」というのは総称で、ハシボソガラスやハシブトガラスなどいくつもの種があることを知ってから何十年も経ちますが、いまだにハシボソガラスとハシブトガラスの見分けがきちんとできません。

鳴き声と鳴く時の姿勢から、直観的にハシブトガラスだと思いましたが、写した写真をもとに検証してみることにしました。

今図書館から借りてきている『カラスは街の大様だ』(大田真也・著)では、両種の鳴き方の違いについて、次のように整理されていました。
 ハシボソガラス 「腹部を膨らませ」「尾羽を下げて広げ」「頭を下げ」    「ガァガァと鳴く」
 ハシブトガラス 「喉を膨らませ」           「頭を前に突き出し」「カァカァと鳴く」

写した写真を見ると「喉を膨らませ」「頭を前に突き出し」「尾羽は下げているが広げていない」ので、ハシブトガラスでよかったのだと思います


《電柱の上にとまったハシブトガラス 2024/10/31》


《鳴くハシブトガラス(「喉を膨らませ」「尾羽は下げているが広げていない」) 2024/10/31》


《鳴くハシブトガラス(「喉を膨らませ」「尾羽は下げているが広げていない」) 2024/10/31》

ちなみに、ウェブサイト『身近な野鳥の識別講座②/カラス2種の識別』に記載された見分けのポイントは、次のとおりです。
 嘴の大きさと形  ハシブト→ハシボソより太く、上嘴は先端にかけて大きく湾曲する。
          ハシボソ→ハシブトより細く、上嘴のカーブも緩やか。
 頭部の形     ハシブト→額が出る(採餌中などで額の羽毛を寝かせているときはハシボソに近い形)
          ハシボソ→額は出っ張らず、嘴の先から頭頂部にかけてゆるやかなスロープ状
                              (羽毛を膨らませると頭部が丸く見える)
 鳴き声      ハシブト→濁らずに澄んでいる「カー、カー」といわゆるカラスらしい鳴き方。
          ハシボソ→濁る「ガーガー」や「グァー」などと聞こえる。
           (警戒時ではハシブトも「ガララ・・」と聞こえるやや濁った声で鳴くこともある)
 鳴き方      ハシブト→やや前傾姿勢を取り「カーカー」と鳴く
          ハシボソ→胸を膨らませて顎を引き、頭を上下しながら「ガーガー」と鳴く

 

※ 市立図書館から12月7日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。借りた本を返却期限内に読み切れるのかどうか…)
   1 『網をはるクモ観察事典』(小田英智・文)
   2 『にっぽんスズメ日誌』(中野さとる・写真文)
   3 『野鳥と私たちの暮らし』(中村浩志・著)
   4 『ものがわかるということ』(養老孟司・著)
   5 『誰かを幸せにするために(大人の流儀8)』(伊集院静・著)
   6 『挑発的ニッポン革命論ー扇動の時代を生き抜けー』(モーリー・ロバートソン・著)
   7 『心を軽やかにする小林一茶名句百撰』(齋藤孝・著)

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クビキリギス♀(富山市本郷町)

2024-12-07 04:12:42 | 昆虫類

処方箋の薬をもらいに立ち寄った薬局の入り口通路に、緑色のクビキリギスが(落ちて?)いました。動きは鈍いのですが、死んではいません。

大顎はクビキリギス特有の鮮やかな朱色、産卵管があるので♀です。

クビキリギスは、9月下旬から10月頃に成虫となり、そのまま越冬するそうです。(ウェブサイト『ウィキペディア』参照)


《薬局の入り口通路に落ちていた?緑色のクビキリギス♀ 2024/12/05》


《薬局の入り口通路に落ちていた?緑色のクビキリギス♀ 2024/12/05》


《クビキリギス♀(大顎は鮮やかな朱色) 2024/12/05》


《クビキリギス♀(産卵管が見える) 2024/12/05》

 

※ 「庭のスズメ(2024/11/25)」

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オオハナアブ♂(富山市)

2024-12-06 05:37:50 | 昆虫類

小春日和の穏やかな日、陽あたりのローズマリーの花に、オオハナアブ♂がきていました。

オオハナアブは、腹部の太い橙黄色の帯が目立つハナアブです。


《ローズマリーの花にやってきたオオハナアブ♂ 2024/12/02》


《ローズマリーの花にやってきたオオハナアブ♂ 2024/12/02》


《ローズマリーの花にやってきたオオハナアブ♂ 2024/12/02》

 

※ 「庭のスズメ(2024/12/02②)」

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アシブトハナアブ♀(富山市)

2024-12-05 06:06:49 | 昆虫類

小春日和の穏やかな日、陽のあたる明るい壁に1匹のアブがとまっていました。体を温めているのでしょう。

ウエブサイトの写真と見比べて、アシブトハナアブではないかと思います。

名前のとおり、後脚の腿節が太く、胸部に2本の縦筋、腹部に黄白色の帯があります。眼が離れていて、腹部の黄色い帯が左右(両端)で太くなっていない(アシブトハナアブの腹部の模様様に非常に変化に富んでいるようです)ので、♀です。
(特徴の見分け方が分かっていなかったので、その部分がはっきりしない写真になってしまっています。)


《陽のあたる壁にとまるアシブトハナアブ♀ 2024/12/02》


《陽のあたる壁にとまるアシブトハナアブ♀ 2024/12/02》

 

※ 「庭のスズメ(2024/12/02①)」(毎日、何枚もスズメの写真を撮っているので、一部を紹介していこうと思います。)

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スズメ(羽伸ばし)(富山市)

2024-12-04 04:24:40 | 鳥類

天気さえ悪くなければ、1日に1~2時間はテラスで庭の餌台にやってくるスズメの様子などを眺めて過ごしています。今年の春からなので半年以上になりますが、10羽ほどやってくるスズメの個体識別(♂♀の区別)がほとんどできません。

写真のスズメは、いつも2羽でやってきています。片方が若鳥のようなので初めのうちは親子かなと思っていましたが、初冬になっても親子で行動しているのは変です。ペアなのでしょうか?

この日(2024/12/03)は、餌台で満腹し、後ろ姿の羽伸ばし(ストレッチ)を見せてくれました。

鳥好きの人たちは、「両翼を同時に伸ばす」羽伸ばしを「エンジェルポーズ」、「片翼を伸ばす」羽伸ばしを「スサー」などと呼んでいるようです。


《いつも2羽でやってくるスズメ 2024/12/03》


《餌台で片翼を伸ばす羽伸ばしをするスズメ 2024/12/03》


《餌台で両翼を伸ばす羽伸ばしをするスズメ 2024/12/03》

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ジョロウグモ(卵のう)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2024-12-03 09:47:32 | クモ類

時雨模様の公園を、フユシャクなどの姿を求めて歩きましたが、目当ての生きものは見当たりません。

数本植えられているカリンの幹を見ていると、白い網でおおわれたジョロウグモの卵のうがありました。近くに♀クモは見当たりません。


《カリンの幹のジョロウグモの卵のう 2024/12/01》


《カリンの幹のジョロウグモの卵のう 2024/12/01》

その後、別の場所のカツラの幹で、ジョロウグモの♀を見つけました。死んでいるのかと触りましたが、わずかに動いたように感じました。そばに卵のうもあります。たいして疑問にも思わず、いいつものように写真だけ撮りました。

帰宅後、写真を整理していると、カツラの幹に産みつけられた卵のうを覆う糸に、ジョウロウグモの脚らしきものが1本写っています。卵のうを産んだ♀はそこで死に、上にいる♀は別の♀なのか?
念のため、上にいる♀の脚を確かめると、6本しかありません。クモの脚は8本です。卵のうに残っていた脚は上の♀の脚なのか?

私に考えられることは、次の三つです。
 ① 卵のうを産んだ個体が、隣に新たに卵のうを産もうとしている。
   (ジョロウグモは卵のうを幾つも産めるのか?)
 ② 下の卵のうを産んだ個体が、上の♀で、もうじき寿命が尽きて死ぬ。
 ③ 下の卵のうを産んだのと別の♀が、新たな卵のうを産もうとしている。

偕成社の自然観察事典のシリーズの『網をはるクモ』には、次のように書かれているそうです。
「ジョロウグモのメスは、卵嚢をつくりおえても、そこから、はなれることはありません。糸に、脚をしっかりとからませ、卵を守り続けます。卵を産み終えたメスは、腹がしわになってしぼみ、老婆のような姿です。やがて、つめたい木枯らしの季節がきます。老いたメスは、枯れたように死んでいきます。」

また、「ジョロウグモの産卵行動に及ぼす気温の影響」という報告には、次のように書かれているようです。
「卵のうを離れてからのクモは卵のうの近傍で死亡した例が66 頭、網を張った例が315 頭(産卵前の網90 頭、新しい網122 頭、空の網63 頭、他のクモの網を乗っ取る40 頭)、徘徊が22 頭、行方不明が251 頭、実験に使用が6 頭だった。12 月の産卵では死亡、行方不明個体が多かった。」

調べれば面白そうですが…。


《カツラの幹のジョロウグモの卵のうとジョロウグモ♀ 2024/12/01》


《カツラの幹のジョロウグモ♀(脚が6本しかない) 2024/12/01》


《カツラの幹のジョロウグモの卵のう(1本の脚が見える) 2024/12/01》

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ハマオモトヨトウ(幼虫)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2024-12-02 05:45:58 | 昆虫類

昨日から12月、師走です。手帖を見ていると、先週の火曜日(11/26)から昨日(12/01)まで、寒い時雨模様の日が続いています。

時々雨が降りますが、運動不足の解消にいつもの公園に出かけました。イチョウやドウダンツツジなどまだ少し紅葉は残っていますが、すっかり初冬の景色。2時間近くすごしましたが、誰にも出会いませんでした。

この時期に必ず探してみたくなるのがハマオモトヨトウの幼虫(成虫は見たことがありません)。数は多くありませんが、今年もヒガンバナの花後の新葉で数匹見つけました。


《園路に沿って植えられたヒガンバナ(花後の新葉) 2024/12/01》


《ヒガンバナの新葉を食べるハマオモトヨトウの幼虫 2024/12/01》


《ヒガンバナの新葉を食べるハマオモトヨトウの幼虫 2024/12/01》


《園内は初冬の景色 2024/12/01》


《イチョウの黄葉 2024/12/01》


《ドウダンツツジの紅葉 2024/12/01》

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アキアカネ(富山県総合運動公園/富山市南中田)

2024-12-01 03:33:23 | 昆虫類

今日から12月ですが、今回は少し前、10月中旬のことです。

公園を少し散歩しましたが、アキアカネ以外の虫はあまり目に入りませんでした。

それなら、『わくわく昆虫記ー憧れの虫たちー』(丸山宗利・著)の写真を担当された山口進さんのような「昆虫のいる情景」風の写真を撮ってみよう試みましたが、「ちょっとついでに」撮れるものではありませんでした。


《アキアカネ♀ 2024/10/11》


《アキアカネ♀ 2024/10/11》


《アキアカネ♀ 2024/10/11》


《アキアカネ♂ 2024/10/11》


《アキアカネ♂ 2024/10/11》

 

※ 市立図書館から11月30日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。借りた本を返却期限内に読み切れるのかどうか…)
   1 『多読術」(松岡正剛・著)
   2 『認知症介護のリアルー笑いと涙の母娘の日々(そして時々、父も)ー』(信友直子ほか・著)
   3 『ひとりで生きる(大人の流儀9)』(伊集院静・著)
   4 『声に出して読みたい論語』(齋藤孝・著)

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