ベートーヴェン
交響曲第7番
指揮…ティーレマン
演奏…ウィーンフィル
好み度…4.5(5点満点)
この7番はいい。弦、木管、金管による、和音が、何ともウィーンフィルならではの柔らかく深みを伴った美しい響き。テンポは基本的にオーソドックス、弦、木管、金管はそれぞれに艶のある美しい響きで、それらのブレンド加減も絶妙。内声も心地よく美しく聴ける。
自分たちの音楽、という自負だろうか、力まない、余裕すら感じさせる活力も十分。
調和と活力と美しさと、この曲の特長と奏者の特長がマッチした名演の域かと。
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